SIMフリーの端末を使うにあたってDMMのSIMを考えていたのですが、丁度その頃に発表された「FREETEL SIM」の「最安値299円」の謳い文句に負けました。
「FREETEL SIM」は1GBや3GBといった通信量別のプランがなく、使った通信量に合わせて段階的に課金されるSIMです。しかも、最安値は299円から(データ通信専用SIMの場合)。月の通信量が1GB以下であれば、業界最安値を謳うDMMよりも安いです。日々、家と仕事場の往復で外で通信することがあまりない自分にはぴったりのSIMと言えるでしょう。
通信量 | データ | データ+SMS | 音声通話付 |
---|---|---|---|
100MB | 299 | 439 | 999 |
1GB | 499 | 639 | 1,199 |
3GB | 900 | 1,040 | 1,600 |
5GB | 1,520 | 1,660 | 2,220 |
8GB | 2,140 | 2,280 | 2,840 |
10GB | 2,470 | 2,610 | 3,170 |
ビックカメラで買いました
「FREETEL SIM」はオンラインショップの他、ビックカメラでも販売されているということだったので、最寄りのビックカメラに行って買ってきました。
店頭では3,240円(税込)で販売されているパッケージを購入するだけ。携帯電話を契約するときのような手続きは一切ありません。契約事務手数料を商品価格として支払う感じです。
パッケージはプランの違いで以下の3種類があります。
- データ通信専用 (ブルー)
- データ通信 + SMS (グリーン)
- 音声通話付 (パープル)
また、それぞれに以下の3種類のSIMサイズが用意されているため、全部で9種類のパッケージが存在することになります(ただし、「音声通話付」は手続き後SIMが送られてくる仕組みになっているので、販売されているパッケージは1つしかありません)。
- 標準SIM
- microSIM
- nanoSIM
プランは色分けされているので分かりやすいのですが、SIMのサイズはプラン名の下に書かれているだけ(一応、パッケージ裏面でも実際のSIMサイズを確認できる)なので、購入の際はSIMサイズにご注意下さい。
実際、自分はSIMサイズを間違えて購入し、閉店間際に再度来店して交換してもらうという失態を犯しました。開封する前に気が付いたのが不幸中の幸いと言うべきか……お手数をおかけ致しました……
利用開始手続き
利用開始手続きはオンラインで行います。そのため、ネットが使えない人はネカフェかなんかのネットが使えるとこで手続きをする必要があります。
手続きを進めるにはFREETELのアカウントを作る必要があるため、ID(メルアド)とパスワードの設定が必要です。
また、音声通話パッケージの場合はスキャナやデジカメで撮影した本人確認書類(免許証等)をマイページでアップロードする必要があります(本人確認が完了するとSIMが送られてくる)。
利用開始手続きが完了したら端末にSIMを差して、APNの設定をします。設定項目は以下の通り。
- アクセスポイント名(APN): freetel.link
- 認証ID(ユーザ名): freetel@freetel.link
- パスワード: freetel
- 認証方式: CHAPまたはPAP
他にもいろいろ設定する項目があると思いますが、これ以外は空白のままで問題ありません。これで晴れてFREETEL SIMデビュー!
節約モード
「FREETEL SIM」には通信速度を200Kbpsに抑える「節約モード」なるものが存在します。「節約モード」を有効にするとそれ以上課金されなくなります。通信制限を自分でかけるような感じ。
初めから節約モードを有効にしておき、299円で運用することも可能です。
「節約モード」はFREETELのマイページでON/OFFを切り替えることが出来ます。
あらかじめ設定した通信量に達したら自動的に節約モードに切り替わるように設定できたら良いのですが、今のところそういう機能はないようです。
もう3大キャリアには戻れない
7月は使用量が100MB以下だったので課金は299円(実際には299円にユニバーサルサービス料2円が加わり、それに消費税がかかって合計325円)でした。8月はぎりぎり100MB越えそうな気がしている。それでもガラケーとの2台持ちで月に3,000円かからない感じです。3大キャリアでスマホを持つと普通に6千円以上になっちゃうので、コストは半分! もう3大キャリアには戻れない!(ガラケーで番号維持してるけど)
そんなに通信量少ないならスマホなんていらないんじゃないかとお思いでしょうが、ないと困るんですよね。LINEとかLINEとか、あと、LINEとか。