反撃宣言からはや8年。なかなか反撃が始まる様子がないので、MVNOのSIMを差して使うべく、「Xperia E4」を手に入れてみました。
最近はケータイキャリアに限らず、いろんなところがSIMとスマホをセットで提供するようになってきています。そんなわけで、最初はDMMあたりで「ZenFone 2」でも手に入れようかな、と考えていたのですが、
- あれ? 日本版の「ZenFone 2」、なんか高くね?
- だったら、EXPANSYSでグローバルモデル手に入れた方が安くね?
- あれ? 「Xperia E4」安くね?
……という流れで、EXPANSYSで「Xperia E4」を手に入れました。ZenFoneのZenUIビミョーかなぁ、とも思っていたのもあり。技適マーク? 知らない子ですね。
Xperia E4
「Xperia E4」はソニーモバイルがグローバル市場向けに出しているエントリー(廉価)モデルのスマホです。スペックは以下のような感じ。
- OS: Android 4.4 KitKat
- プロセッサ: Quad Core 1.3GHz ( MTK MT6582 )
- メモリ: ストレージ 8GB / RAM 1GB
- ディスプレイ: 5.0インチ / 960 x 540px (qHD)
- バッテリー: 2,300mAh
- サイズ: 137 x 74.6 x 10.5 mm
通信方式は3G対応。LTEには対応していません。もちろん、防水機能もありません。
スペック的には「Priori2」とほとんど同じです。Priori2は9,980円であるのに対して、Xperia E4は1.5万円前後。ディスプレイの解像度とバッテリー容量がちょい多い事を考えても、ちょい割高な印象です。まあ、Xperiaなんで。
E4とE4g
LTEに対応した「Xperia E4g」もあります。E4との主な違いは、
- LTE対応
- プロセッサが1.5GHzにクロックアップ
- ディスプレイが4.7インチにサイズダウン (解像度はqHDのまま)
- 筐体サイズもE4よりややサイズダウン (133 x 71 x 10.8 mm)
- NFC対応
といったところ。価格は2万円前後で、E4よりも5,000円くらい高めになっています。
E4gもちょっと考えたのですが、「いっそ一番安いヤツにした方が潔い」と思ってE4にしました。3Gでも1Mくらい出るので、LINE、Twitter、グーグルマップくらいしか使わないなら無問題。
また、1.5万円なら「キミ、そのスマホ、技適マークついてないよね?」と職質されたときも躊躇することなく信濃川に投げ捨てて証拠隠滅出来ます。(※ポイ捨てダメ絶対)
開封
EXPANSYSでのお買い物は香港からの個人輸入みたいなもんなので、購入代金とは別に、関税や消費税の支払いが必要になる場合があります。
とはいえ、スマホやタブレットは電子機器なので関税はかからないようです。
消費税については、商品価格の60%が10,000円以上の場合に課税対象となります。つまり、商品価格が16,666円以下であれば消費税は発生しないことになります。消費税は合計金額に対してかかるので、1.5万円の商品を2つ購入して合計3万円になった場合は消費税が発生するようです。
知ったようなことを言っていますが、関税まわりはよく分からん、というのが正直なところ。とりあえず、追加料金(税金)が発生した場合は何らかの方法で通知が来るので、それに従えばまず問題ないと思います。
参考までに自分が購入したときは「Xperia E4」は14,975円。配送料1,400円を加えても合計16,375円で、関税も消費税も発生しませんでした。
中身は本体とUSBケーブル、そしてBFタイプのコンセントに対応した充電器。さすが香港。この充電器はそのままでは日本では使えないので、別で充電器を用意するか、コンセントの変換アダプタを用意しておきましょう。
筐体
値段なりのほどよくチープな丸いデザイン。個人的には、ZシリーズのIHクッキングヒーターのトッププレートみたいなデザインよりもこちらの方が好きです。
電源はともかく、音量ボタンの位置はもうちょっと考えてほしかったかも。普通に持ってるとボタンに手が当たって音量が変わったりします。ボタンのつくりがゆるゆる(カポカポする)なのは値段なりといったところでしょうか。
SIMはマイクロSIMを2枚差すことが出来ます。が、3Gの同時待受は出来ないみたいなので(片方に3Gを差すともう片方は2Gの待受になる)、海外に良く行く人でもないとあんまり恩恵はなさそうです。海外は佐渡くらいしか行かないので、正直、持て余す。
バッテリーは本体と一体になっており、交換することが出来ません。値段が値段なんで、まあ、バッテリーダメになったら新しいの買えや、ってことですかね。
ディスプレイ
qHDの画面は「気にして見れば、まあ、粗いかも」と言う程度。ただ、画面の明るさを暗くして使っていると、うすーい膜が一枚あるようなもやっと感を感じることがあります。
あと、アプリによって絵の荒さが気になるものとそうでもないものがあります。
なぜか、「BRAVELY ARCHIVE」は涙でにじんだかのように絵が粗い。しかし、黒ウィズやグラブル、ツムツムなどはそれほどでもない。なぜかはよくわからない。
アプリとか
使ってる場所が香港じゃないせいなのかなんなのか、同じような名前と機能のアプリが二重に入ったり、なぜかアップデート出来なかったりするものがあります。そういうのに限ってアンインストールや無効化が出来なかったりするので、ちょっとビミョー。
GPS
GPSは対応していますが、デジタルコンパスはないので、ナビとして使おうと思っている人は注意。
つまりどういうことかというと、(GPSで)自分の現在地を知ることは出来るけれど、(コンパスがないので)どの方向を向いているかまでは分からない、ということです。
とりあえず、「Ingress」には向いてないと思います。
カメラ
カメラの画素数は5M。動画は1080p。画質は、画素数の少なさを差し引いても、あんまり良くないです。なんとなくピントが甘い感じ。正直、2Mで撮影する設定になってるんじゃないかと疑っているレベルです。
トイカメラだと割り切って使えば、まあ、悪くはないかもしれません。
バッテリー
バッテリーは、たまにTwitterをチェックしつつ、ついでにメールもチェックしつつ、あとはゲームを30分/日ほどといった感じの使い方で、2日くらい持ちました。半日持ち歩いただけで充電が必要だった前のスマホに比べたら奇跡レベル。
あ、ツムツムはバッテリーの消費が激しいのでもうやってません。
「Xperia」の名に+5,000円出せるか
安いなりにいろいろ制約があるので、誰にでもオススメできる機種ではないです。妥協を知らない人は「Xperia Z」シリーズを手に入れてください。
TwitterやLINE、たまにゲーム(あんまり処理の重くないもの)をするくらいのライトユーザには、Xperia E4と似たようなスペックなのに5,000円も安い「Priori2」がオススメです。技適も付いてて安心。デジタルコンパスにも対応しており、Android 5.0 Lollipopへのアップデートも予定されています。
一方で、
- Priori2のボタン配置が気に入らない
(Priori2はなぜかメニューキーとリターンキーの配置が普通と逆) - 2点タッチの不具合が許せない
(2点タッチの判定がちょっとアヤシイ) - デジタルコンパスなんてなくても自分がどっち向いてるかくらい分かる
- 「Sony」ロゴに5,000円出せる
という人はPriori2ではなく、「Xperia E4」にするといいかもしれません。
参考
- SIMフリーのスマートフォン、タブレット、アップル製品 – EXPANSYS 日本
- フリーテル、Windows 10 Mobileスマホやフラッグシップ「極」を発表 – ケータイ Watch
- icoro : freetelのスマホ「priori2」&格安SIM「フリモバSIM」を使ってみた