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話半分で受け取ってください。

とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。現在はカプセルトイを中心に設置してます。

石膏ボードの壁に開いた穴を埋める方法 – 後編 – 壁紙を貼る

壁の補修

 石膏ボードの壁に開けてしまった穴を埋めましたごめんなさい。前編に続き、今回は壁紙を貼って完成ですごめんなさい!

 壁に空いた穴を塞ぐ作業は前編を参照のこと。

 後編では、壁紙を貼って完成です。

材料と道具

 壁紙を貼るために必要な材料と道具はこちら。

壁の補修
  • 壁紙
  • 壁紙貼りセット
    • おさえハケ
    • 竹ベラ
    • おさえローラー
    • ステンレスカット定規
    • カッター
  • ハケ or ローラーバケ (必要に応じて)
  • 壁紙用のノリ (必要に応じて)

壁紙

 壁紙は切れ端をつなぎ合わせて再利用しました。切れ端の再利用が不可能な場合は、同じような模様の壁紙をホームセンターなどで購入してください。その際は、参考のためにはがした壁紙の切れ端を持っていきましょう。

壁紙貼りセット

 「壁紙貼りセット」はホームセンターで1,000円ほどで売られていたもの。カッターや定規はあるのでもうあるので、おさえバケとローラーだけ買おうかと思っていたのですが、単品で500円、セットで1,000円だったので、結局セット買っちゃいました。

ノリとハケ

 ノリとハケは使用する壁紙の貼り付け方に応じて用意してください。

壁紙の貼り方

下準備

壁の補修

 まずは、先回パテ盛りしたところをやすりがけして平滑にしておきます。

壁の補修

 壁紙は貼り付けたい場所の大きさに合わせてカットしておきます。大きさは、貼り付ける場所の幅 + 養生テープの幅です。大きな柄の入っている壁紙の場合は、貼り付けたときに柄が合うように位置を確認しておきましょう。

壁の補修

 今回は壁紙を再利用するので、壁紙用のノリを用意しました。壁紙によっては、シールのようになっているものや、切手のように水で濡らして貼り付ける物などがあります。

壁紙の貼り付け

壁の補修

 壁紙の裏全面にノリを付けます。壁紙の面積が広い場合はローラーバケを使った方が楽です。
 ノリを付けると壁紙が水分を吸って伸びるので、すぐには貼らず、5分から10分程度放置します。待ち時間はノリや壁紙の取説で指示されていることもあるので、それを参照してください。

壁の補修

 壁紙を貼り付けます。柄の入っている壁紙の場合は、この時点で柄を合わせておきます。

壁の補修

 おさえバケで中央から端の方へ空気を抜きながら、壁に壁紙を貼り付けていきます。

重なっている部分をカットする

壁の補修

 古い壁紙と新しい壁紙が重なっている部分をカッターでカットします。貼り付けた壁紙、養生テープ、古い壁紙の3枚を一度にカットすることになるので、切れ味のよい新しい刃先を使うようにしましょう。ここでしくじると仕上がりが汚くなるぞ!

壁の補修

 貼り付けた壁紙の下に重なっている養生テープと古い壁紙を取り除きます。この時、養生テープについたノリが壁紙につかないように気を付けましょう。

壁の補修

 合わせ目が目立たなくなるように壁紙を貼り付けます。壁紙は多少伸縮するので、壁紙を引っ張って伸ばせば1mm程度の小さな隙間くらいは埋められます。

おさえローラーで継ぎ目をならす

壁の補修

 継ぎ目の部分におさえローラーを転がし、継ぎ目をならします。「こんなもので?」と思うかもしれませんが、これが意外と効き目あります。

壁の補修
竹べらで指しているところが継ぎ目の部分です。

 以上で作業は完了! ぱっと見、どこに穴があったのか分からないレベル。

やってやれないことはない

壁の補修
今のところ、練成痕に気付いた者はいません。

 今回のようなフラクタルな模様なら、素人の仕事でもそれなりの仕上がりになります。柄の入っている壁紙も、位置合わせをしっかりやればいけます。多少のズレも愛嬌。

 マイホームにぶち抜かれたままの壁やはがれかけの壁紙がある人は、自分で修繕してみるのも良いかもです。材料費も安いので、お小遣いで直せます。穴どころか、壁が崩れ去るリスクもありますが、そこから得られる経験はプライスレス!

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