
深夜の原信で半額になってたから買った。特に反省はしていない。
「もじバケる」は漢字が動物に変形する(例えば「虎」という漢字がトラ型に変形するなど)というコンセプトの食玩です。グッドデザイン賞を受賞してたり、MoMAの永久収蔵品になっていたりします。
そして、今回の「モンスターハンターもじバケる」は、その「もじバケる」のモンハンコラボ商品で、モンハンに登場するモンスターをイメージした漢字がそのモンスターに変形します。
ラインアップは以下の4種類。

- リオレウス (雄火竜)
- リオレイア (雌火竜)
- ジンオウガ (雷狼竜)
- ゴア・マガラ (黒蝕竜)
リオレウスかジンオウガあたりが良かったのですが、残っていたのはリオレイアとゴア・マガラの2種類だけでした。みんな考えることは同じということか。
リオレイアを組み立てる
というわけで、リオレイアを買いました。

パッケージの内側が組立説明書になっています。ミシン目が入っているので手で開くことが出来ます。

組立と言っても、キットは完成した状態でパッケージされており、プラモデルのようにランナーから切り離す作業は必要ありません。やることと言えばシールを貼ことだけです。

文字からモンスターへ変形するには、一旦、部品をばらして組み替える作業が必要。「トランスフォーマー」のような変形ロボット的な変形を想像していたので、これにはちょっと「お、おう……」ってなりました。
バラバラにして完全に構造を変えてしまうので、「変形」よりも「変態(サナギからチョウになるアレ)」の方がイメージ近いです。

というわけで、取説に従ってシールを貼りつつ、リオレイアの形に変態させます。
意外と細かい部品が多く、また、部品があっちについたりこっちについたりするので、取説なしに組み替えるのはミッション:インポッシブル。
対象年齢8才以上となっていますが、おっきなお友達でもちょっと「……ん?」となるレベル。バラバラにされたまま、文字にもモンスターにもなれていない状態のキットが世の中に相当数存在するんじゃないかと思ったり。
シールも、形状が複雑なものがある上に一発で決めないとなので、ちょっと難易度高いです。

そんなこんなでリオレイアに超変換。

上からの図。「うん、まあ、うん。」と言う感じの出来。
変形方法は「もじバケる」の公式ウェブサイトでもPDFで公開されているので、取説をなくしてしまって変形方法が分からなくなってしまった人はそちらを参考にしてみてください。
半額なら買っておいてもいいかも

「なんか……めんどくせ。」というのがいじくってみた感想death。
文字の状態で飾っておくのも微妙だし、かといってモンスター形態もフィギュアや普通のプラモデルのような完成度というわけでもなく。
じゃあ、この「文字バケる」の魅力は何かと言えば、やはり、変形によって文字形態とモンスター形態の相互変換が可能なところにあるのだと思うのですが、変形するには取説見ながらプラモデルを組み立てるような作業が必要になるのでビミョーっちゃビミョー。
ただ、キット自体は、似たような部品はダボの大きさを変えるなどして極力分かりやすくしようという配慮が感じられます。
飾って鑑賞したい場合は同じものを2つ購入して文字形態とモンスター形態を並べるのが良いと思います。通常の「もじバケる」は1文字なので、3文字構成の「モンハンもじバケる」より直感的に変形できるのかも?