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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

スーパームーンでテンション上がったので月明かりで元気玉を撮影してみヒャッハー!

スーパームーン

 去る6月23日の事。なんだか知らないけど世の中が「スーパーだ! ムーンだ! いや、スーパームーンだ!」と騒いでいたので、夜な夜なスーパームーンを撮影しに行きました。

 「スーパームーン」は月と地球の距離が最も近づいたときに満月、もしくは新月を迎えることを言うそうです。
 1年に1回のペースで見られるとか。でもその割に、なんか去年くらいから急に良く聞くようになった気がするんですが、何か恵方巻き的な利権とか絡んでるんスか。

月の浮かぶ風景の写真は意外と難しい

 スーパームーンの写真というと、町の夜景の上に浮かぶ巨大な丸い月の写真を連想する人は多いのではないでしょうか。

 しかし、あの写真はすっげー難しいです。っていうか、普通は撮れません。
 なぜなら、月はすっごい明るいため、カメラの設定を月に合わせると風景が真っ暗になり、逆に風景に合わせると月が太陽のように光り輝いて、月の模様はおろか、丸い輪郭さえぶっ飛んでしまうからです。

スーパームーン
スーパームーン単体の写真。望遠で目一杯寄って撮影(さらに月を大きくするためにトリミングもしてあります)。設定はf5.6 / 1/1000秒 / ISO 400。三脚使ってません。
スーパームーン
月と月に照らし出される風景を写そうとするとこうなります。太陽のように光り輝いているのが月。設定はf4.0 / 8.0秒 / ISO 400。三脚無しでは無理です。

 もし、風景と月に遊ぶウサギを同じ写真に収めたければ、夕方の月が昇り始めた頃を狙うと良いと思います。満月の月の出の時間は夕方のまだ明るい時間なので、月と風景の明るさの差が小さく、うまく写る可能性が高いです。(やったことないけど。)
 そうでなければ、多重露光するとか、フォトショマジックを使うしかないんじゃないかと思います。

風景は諦めて元気玉を作ることにした

 それでも「ひょっとしたら……」なんて思って深夜にスーパームーンの撮影に繰り出したわけですが、やっぱり風景の写真はなかなかうまくいかず、最終的には元気玉とか作り出したわけです。(ファッ?!)

スーパームーン
元気玉を作っているところ。
スーパームーン
こちらは両手で元気玉を練っています。勢い余ってちとズレてます。

 元気玉をうまく手の上に載せるコツは、月明かりで出来た影を利用すること。
 月明かりで出来たカメラの影に自分の手の影を添えるようにすると、うまく月が手の上に載った写真が撮れます。これをマスターすれば、一人でもカメラのタイマー機能を使って元気玉写真の撮影が可能です。

 ただ、いくら月が明るいとはいえ、月明かりで出来る影はうっすらとしたものなので、周りに街頭とかあったらよく見えないかも。結局、複数人で撮りに行く方が捗ります。

スーパームーン
タイマー撮影機能を利用しての元気玉撮影。この写真は月が雲に隠れてしまってる上に、手の位置がズレてしまってますが、位置合わせのコツさえつかめれば一人でも撮影可能!

 もっと大きい元気玉を作りたければ、月の出など、月が低い位置にあるときに(あるいは高いところに上がって)出来るだけカメラから離れた位置に立って撮影してみましょう。

スーパームーンも普通の満月もあんま違いないっス。

スーパームーン
一生懸命撮影していたら、いつの間にか反対の空が白んでた。

 次回のスーパームーンは来年2014年の8月14日だそうです。お盆真っ直中じゃん! だからなにって事もないけど!

 まあぶっちゃけ、スーパーでもノーマルでも満月は満月なので、写真見てもよく分かんないっす。スーパーとノーマルを同じ条件で撮影して並べたら、分かるのかもしれませんけれど。

 でも、月明かりの下で写真を撮ってみるとそれはそれでなかなか面白いので、スーパームーンに限らず、満月の夜に撮影に繰り出すとおもしろいかも。いろいろ工夫してみると面白い写真撮れちゃうかも。後ろになんか写っちゃってるかも。見えないものが見えちゃうかも。(怖っ)

 あ。次はバルブで星の軌跡を撮っちゃうか?! でもあれって普通に撮れるのか? 設定よく分かんないぞ?

参考

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