1日目は「のとじま水族館」を満喫し、2日目は「七尾フィッシャーマンズ・ワーフ能登食祭市場」で買い物をした後、近くで運航している観光船「かしまづ」に乗ってみることにしました!
当初の旅行プランは、石川県から新潟に戻る途中、富山県氷見市の「氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館」に寄り道して氷見沖遊覧船に乗船。完璧なプランだ!と思われたのですが、念のため運航しているかどうか電話で問い合わせてみたところ「本日は波が高いため欠航しております」というお返事。。旅の予定に遊覧船を入れている場合、怪しいと思ったら問い合わせてみるのをおすすめします・・・いやー、聞いてみてよかった。。
予定がひとつなくなっちゃたけどどうしますかねぇと思ってると、お土産を買いに立ち寄った「能登食祭市場」で遊覧船を発見!せっかくなので能登島を満喫するために乗ってみよう!ということになりました。
観光船かしまづ:料金とコース
観光船は七尾湾を周遊。コースは30分コースと60分コースの2種類が有ります。
30分コース
大人1,400円、小人700円。能登半島と能登島をつなぐ「能登島大橋」をくぐって戻ってくるコース。
60分コース
大人2,000円 小人1,000円。「能登島大橋」を越え、その先にある「中能登農道橋(ツインブリッジのと)」をくぐって戻ってくるコース。
いざ、乗船!
乗船は「能登食祭市場」の正面玄関にある受付にて申込みます。30分コースでいいかなと思っていたのですが、受付の方に聞くと次の便は60分コースとのこと。「船長が面白いので絶対に60分コースがオススメですよ!損させませんから!」という謎の大プッシュもあり、60分コースに乗船することにしました。
こちらが「観光船かしまづ」。白地に青のスッキリカラーリング。
船内はなかなか混み合っております。むむ、座れない。
そんなわけで我々はデッキにいることにしました。この日は少し風が強かった事もあってかデッキはガラガラ。ここだけ貸し切り。
乗船完了!いざ、しゅっぱーつ!
遊覧船といえばカモメ。
デッキにいるとエンジン音がすごい!そして波が高いのかがっつり縦揺れ!しかもかしまづ、めっちゃ飛ばす!速い!
これはなかなかの乗り心地!あ、カモメだ!と思っていると、乗組員のおじちゃんが「ハイ、3つで200円。200円だよ」とものすごい手際の良さでパンを売り始めました。
あ、一つでいいです、なんて言う隙は全くなし。恐るべし。。むしろその手際の良さにほれぼれ。
カモメのエサは1袋(角切りのパンみっちり入り)で80円、3袋で200円。わりと良心的な価格です。
そんなわけで家族みんなでカモメにエサを。けっこうな揺れだったので船に弱い母が心配だったのですが、すっかりカモメに夢中ではしゃぎまくってました。まぁなんだ、うん、良かった。母の笑顔は宝物。
カモメがこんなに近くまで来てくれた!(ムダにいい写真撮れた!)
カモメにえさをやっているうちに「能登島大橋」が近付いてきました!水しぶきがかかりそうである!てかけっこうかかる!
「能登島大橋」を通過ー。前日に能登島大橋を渡ったのですが、橋の上から見る景色がとてもきれいでした。運転中じゃなかったら写真撮りたかった。
お次は「ツインブリッジのと」。こちらもきれいな橋です。
「ツインブリッジのと」を越えたところで船はUターン。
この時はツアーのコースに組み込まれていたのか、和倉温泉を経由。ここでほとんどのお客さんが降りていきました。
空いたところで船内に移動。船内だと船長の解説もよく聞こえます。お客さんのノリにあわせ、アドリブを加えつつ紹介される七尾湾と能登島の景色。これは確かに面白い。もはやトークショーの域。母がかなりツボってました。
船内から見る能登島大橋。
そんな感じの観光船かしまづ
月並みですが、カモメのエサやりが楽しかったですー。帰ってきてからネットで調べてみたところ、カモメを振り切る勢いで海上を爆走するのはちょっとした名物の模様。たぶん飛ばさないと1時間で帰ってこれないからだと思われます。
船長のトークをじっくり聞くも良し、デッキでカモメと戯れるも良し。ゆっくりと景色を眺めるタイプではないですが、楽しめる観光船でした!
観光船かしまづ(能登海上観光株式会社)
所在地 | 石川県七尾市府中町員外13-1 「能登食祭市場」横船着き場にて発着 |
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TEL | 0767-53-3666 |
運休日 | 冬期間(12/1-3/15)は運休 |