厳しい環境のため、特異な形をした天然杉が多く生えている大佐渡山脈頂上付近の県有林石名団地。ネーミングを募集していた特徴的な5本の杉の木の名前が決定したそうです。画像付きでご紹介。
県では、これまで大佐渡山脈にある佐渡県有林の天然杉の保全と活用を進めてきました。その一環として、天然杉を巡る周遊コースを整備し、5月のオープンに向けて準備中です。新潟県:佐渡県有林の天然杉の名称決定について
その周遊コースで見られる特徴的な天然杉5本の名称について、昨年11月15日から12月28日まで募集を行ったところ、全国から730件の応募がありました。その中から名称を決定しましたのでお知らせします。
杉の名称は2010年12月28日締切で募集。730件の応募があり、佐渡市から351件、佐渡市以外の新潟県内170件、そして県外から209件の応募があったとのこと。県外からも多く来てます。
今回名称が決まった木はこちら!
No.1 「象牙杉」
周囲の長さ9.6m 木の高さ18m
大小6本の木が変形し合体したもの。枝の張り出しが特徴的。
No.2「四天王杉」
周囲の長さ12.6m 木の高さ21m
4本の杉が合体したもので周囲の長さは林内で最大。
No.3「大黒杉」
周囲の長さ3.5m 木の高さ19m
遊歩道のほぼ真ん中付近に位置し、幹の太さは単木としては林内で最大。
No.4「家族杉」
周囲の長さ6.3m 木の高さ16m
5本の木が合体したもので、それぞれが寄り添っているように見える。
No.5「羽衣杉」
周囲の長さ6.2m 木の高さ18m
枝が四方八方に張りだしており、根元から出た太い枝が地際から立ち上がっている。
「象牙杉」あたりはなかなか良いネーミング。「羽衣杉」は木の形も、名前も雰囲気があっていいですね。みなさんいい名前考えますなー。
これらの天然杉のある林内を周遊できる歩道約650mは現在整備中。案内看板等も取り付けられ、2011年5月から一般公開されるそうです。見てみたいと思うのですが、標高があるようなのでちょっと登山しないと?アクセス情報などは今後掲載されるのではないかと思います。
登山なら登山口までのアクセス、天然杉までの所要時間、服装・装備等々の情報が欲しいところ。佐渡へは何回か行っているのですが、島のためか距離感や高低差がつかみにくい印象があります。あとバスが少ないので是非バスやレンタカーの情報もぷりーず。
パンフレットやサイトを作る際にはよろしくお願いしまっす!