入ってすぐのウミガメ水槽内で、他と比べてちょっと小さめのカメを発見。柄もちょっと違う。も、もしや君はあの時の!?
それは2009年春に寺泊水族博物館を訪れた時のこと。特別展示水槽に寺泊野積海岸に漂着・保護されたタイマイの赤ちゃんがいたのです。(しばし過去編にお付き合い下さい。)
平成20年12月に野積海岸に漂着。放流標識が付いていたため調べたところ、「日本ウミガメ協会」付属の研究所が7月に沖縄県で放流した1歳のタイマイとわかったとのこと。その距離直線で2000km。漂着直後はかなり衰弱していたそうです。
奥の水槽のウミガメと比較すると、タイマイの小ささ(あるいはウミガメの大きさ)がわかるかと思います。
赤ちゃんと言ってもそこそこの大きさなので、すでに水槽が狭そう。元気になったら(もうすでに元気に暴れている印象)南の海に返すのか、はたまたこのまま寺水に残るのか。ウミガメが悠々と泳ぐ1番水槽に入る日もくるのかも、と思っていたところ。
2010年冬には他のウミガメたちと一緒に泳いでいました!感動の再会!おー、しばらく見ないうちに大きくなったなー!(親戚のおじさんの気持ち。)
そして現在の特別展示水槽はというと、ニュースにもなった捨てられたケヅメリクガメが。
リクガメもかわいいですねー。解説板には「運がよければ外で遊ぶ姿が見られるかもしれませんよ」の文字が。(最後の「よ」にフレンドリーさを感じる。)うれしそうにリクガメを持つ館長が目に浮かびます。
そしてウミガメ水槽の前には新しくベンチが設置されていました。これでゆっくりと観察可能。ウミガメ見てるとなんか癒されます。
2010年1月に漂着・保護されたアカウミガメがいたようで、そちらは4階(屋上出口前)に展示されていました。もう少し大きくなったら同じようにウミガメ水槽に入るのかも。常設展示になって大きな水槽に移るその日を夢見て。
寺泊水族博物館
所在地 | 新潟県長岡市寺泊花立9353-158 |
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開館時間 | 9:00-17:00(入館は16:30まで) |
TEL/FAX | 0258-75-4936 |
ウェブサイト | http://www.aquarium-teradomari.jp/ |