VMwareFusionのVM(Virtual Machine)ファイルがなんか大きくなってる気がするんだけど気のせい?と思って調べてみたら、どうやら放っておくと大きくなっていくもののようです。
そんなわけで、VMファイルを圧縮する方法をまとめてみました。WindowsXPを使っていますが、手順としてはVistaでも7でも同じかと思われます。
この作業でデータが飛ぶと言うことはないとは思うのですが、世の中何が起きるか分からないので、作業を始める前に、一応、バックアップを取っておくと安心です。
圧縮手順
バックアップを取ったら以下の手順で圧縮していきましょう。基本的には「VMware tools」の仮想ディスク圧縮を実行するだけでOKっぽいのですが、より効率を良くするために(なってるのかよく分かりませんが)、デフラグとかしてます。
0. 事前準備
まずはじめに
- 「事前にディスク領域を割り当てる」が有効になっている
- スナップショットがある
と言った場合には圧縮が実行できないので、これらを無効、または削除します。
「事前にディスク領域を割り当てる」設定は[仮想マシン]-[設定]-[ハードディスク]の中にあります。スナップショットは[仮想マシン]-[スナップショット]-[スナップショット…]で削除できます。
1. 不要なファイルを削除
事前準備が完了したら、Windowsを起動して、不要なファイルを削除します。
方法は簡単で、[全てのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]-[ディスク クリーンアップ]を実行すればOK。不要なプログラムの削除なんかもこの機会にやっちゃうと良いかもしれません。
2. デフラグする
続いて、ディスクのデフラグをします。デフラグすることでファイルの空き容量がちょっと増えたりすることもあるらしいです。
方法は、[全てのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]-[ディスク デフラグ]を実行すればOK。「分析」をクリックしてデフラグの必要有りと出たら最適化してあげましょう。
3. ディスクを圧縮
デフラグが終わったらいよいよ圧縮です。あ、圧縮始める前に一応再起動しといたほうがいいかも?しなくても大丈夫っぽいですが。
ディスクの圧縮は「VMware tools」で行います。画面右下のツールバーにある「VMware tools」を開いて、「仮想ディスク圧縮」タブを開きます。

ここで「圧縮準備」ボタンをクリックすると圧縮作業が始まります。
圧縮結果
どれくらい圧縮されるでしょうか。

圧縮前。21.18GB。

圧縮後。11.89GB。約10GBも小さくなっています。VMwareを使い始めて以来(2年くらい?)、初めて圧縮したのですが、こんなに小さくなるとは思いませんでした。。
そんなわけで、これからもたまに圧縮していきたいと思います。といっても年に1、2回くらいかなぁ。