※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

6月から高速道路の料金が上限料金制になるっぽい

 6月から高速道路の料金が上限料金制になるようです。

 前原国土交通相は、30日の閣議後の記者会見で、高速道路の上限料金制度について、「(6月からの)無料化に合わせて社会実験として試行する」との意向を明らかにした。
高速道路の上限料金制、6月から試行 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 上限料金制といわれてもあまりピンと来ない人のいるかもしれませんが、今している高速道路の休日特別割引(休日の高速料金が上限1,000円になる制度)が平日にも拡大されるようなものだと考えて良いと思います。
 ただし、今度は車種で上限料金が変わります。

  • 軽自動車 1,000円
  • 乗用車 2,000円
  • トラック 5,000円

 なので、乗用車に乗っている人は実質値上げって感じですね。一番恩恵を受けるのは自分のような、平日休み、かつ、軽自動車に乗っている人ではないかと思います。休日特別割引はほとんど関係なかったので、平日への拡大はぶっちゃけ嬉しいです。
 あと、これまで全然休日特別割引が利用出来なかったトラックも、(上限が5,000円とはいえ)上限料金制が適用されるようになったのは良いことかも?

 当面はβサービス扱いで、年末に見直すつもりでいるようですが、どうなるでしょうか。

追記

2010/04/11

 その後、他の情報が出てきたので追記。
 上限制以外の主な変更点は以下の通り。

  • エコカーの上限金額は軽自動車と同じ1,000円
  • 新しい料金制度はETCの有無に関係なく適用
  • 新しい料金制度導入に伴い、これまでの他の割引制度(通勤割、深夜割、大口多頻度割、マイレージ)は廃止

 既存の割引制度がなくなるのは痛いなぁ。てっきり、休日特別割引だけ見直しになるんだと思っていました。てか、これ、実質高速料金の値上げですよね?
 マイレージ制度はビミョーに恩恵を受けていたので廃止は残念です。

 そして、混迷を極めているのが、首都高速と阪神高速の料金。
 「料金体系を距離別料金に変更」し、「ETCが付いていない車両にも新料金制度を適用する」つもりらしいですが、どのように適用するかについて、まだはっきりと決まっていないようです。
 以下は今現在出ている課金方法の案。

1つは、「料金所の入り口で自己申告をする案」。しかしこれは、不正申告を防げないという問題点がある。
次に、「出口に発券所を設置するという案」。先に最高額を支払って、出口で証明書を受け取り、その後、事務所で差額が返金されるというもの。しかし、発券所の設置スペースがないなどの問題点がある。
そしてもう1つの案は、「ETCに似た簡単なキットを購入してもらうこと」が検討されている。この案では、キットを購入しないと最高額を支払うことになるという問題が生じる。
いずれの方法でも問題点があることから、調整が難航しており、現状では、現金の場合は最高額を支払うしか方法はないとの意見が出されている。
FNNニュース: 首都高速・阪神高速料…

 こう言っちゃ悪いですが、バカだろ。。
 先に最高額を支払って、出口で証明書を受け取って、事務所で差額を返金してもらうとか、めんどくさすぎる。。

 そんなわけで、今回の新料金制度、実質値上げになる上に、高速道路自体の利便性もかなり薄れることになりそうな予感。

 いや、まあ、「安いのは良いけど、こんなに安くして大丈夫なのかな?」とちょっと思ってはいました。なので、多少高速料金が値上げすること対しては、まあ、仕方ないのかな、とは思うのですが。

 ですが、それはそれとして、だったらじゃあ、マニフェストの「高速道路無料化」ってなんだったんですか。。言ってることとやってることが真逆なんですけど。。

2010/06/01

 高速道路の料金は6月からも今まで通りです。ほんとうにありがとうございました。

 高速道路の新料金制度を巡り、前原誠司国土交通相は18日の閣議後会見で、当初予定していた6月の導入を断念する考えを示した。
高速道路:新料金制度 導入、参院選後か 国交相、来月実施断念 - 毎日jp(毎日新聞)

参考

関連する記事