善光寺の御開帳でさんざんもみくちゃにされた帰り道、妙高で「スキー神社」を発見したので寄ってみました。「日本一之宮」らしいですが…
「関川関所道の歴史館」ののぼりに誘われて、妙高野尻湖バイパスを外れ、スノーシェッドが懐かしい旧道を下りました。結局、「関川関所道の歴史館」は開館時間を過ぎていて、既に閉館していたのですが、そのまま旧道を行くことにしました。
かつては国道だったこの道ですが、妙高野尻バイパスが出来てからは通りもすっかり少なくなっていて、心なし、道もあまり整備されてないような印象がありました。こういうのって、なにかちょっと感傷的にさせられます。
そんな道の途中にあらわれた「スキー神社」。恐れ多くも「日本一之宮」!
「スキー神社」と言う名前を高々と掲げた鳥居の向こう側は、なだらかな傾斜になっています。
スキー神社というだけあり、幼稚園か小学校低学年くらいの子のスキーの授業に使えそうな、とてもなだらかな坂の境内ですが、このなだらかな坂はそのまま道路に繋がっているので、上手く止まることが出来ないスキー初心者にはオススメデキナイ。
神社の本殿(?)。向拝(こうはい。ひさしのこと)が全面に緩くのびた流造(ながれづくり)です。
スキー神社らしく、スキーの飾りがついています。これ以外に特にこれと言った彫刻はありませんでした。非常に簡素です。
ところで一之宮とは、
一宮(いちのみや)とは、ある地域の中で最も社格の高いとされる神社のことである。一の宮・一之宮などとも書く。一宮 – Wikipedia
というのものです。ちなみに越後国一之宮としては、弥彦村の弥彦神社や上越市の居多神社、糸魚川市の天津神社があります。
で、スキー神社なのですが、「日本一之宮」ということは弥彦神社越えた?!
本殿の裏にあった祠(ほこら)。
プレートには「スキー神社 妙高スキークラブ」と書いてありました。元はこの祠だけだったんでしょうか。
横から見るとこんな感じ。
この神社では毎年12/15に「妙高高原スキー神社祭」と称する神事が行われているようです。
妙高高原スキー神社は、この種の神社としては日本一古く「日本一の宮スキー神社」と称しています。スキーヤーの安全と地域の発展を祈願して神事が行われ、その後、地元園児によるスキー滑走が行われます。妙高高原スキー神社祭/新潟県公式観光情報サイト にいがた観光ナビ
あ、やっぱり滑るんだ。。
あとあんまり関係ないことなのですが。
この写真の中に、一人だけすごく白く光っている子がいるように見えるのですが、一体なんでしょう。。。
スキー神社は妙高野尻バイパス(国道18号線)からちょっと外れたところにあるので、たまたま前を通ると言うことはあまりなさそうです。ですが、だからこそスキーで事故に遭うことがないように参拝しておくと御利益があるかもしれませんね。
スキー神社
所在地 | 新潟県妙高市関川 (妙高高原中学校近く) |
---|