寺泊水族博物館には青いザリガニがいます。前からその存在は知っていたのですが、せっかくなので、これも写真を。
アメリカザリガニは餌のやり方で青くなるそうです。
成体のアメリカザリガニの色素には、白色素、黒色素、紅い色素などがあります。これらの色素をつくる材料が不足すると黒色素や紅い色素を完全につくることができなく、これらの中間産物がつくられ青(紫)色を帯びてきます。この様な原因で青くなったザリガニは、完全に青い場合は少なく、本来の色もまだらに多少は残っています。このザリガニは、植物色素を十分含む餌で飼育すると正常な色になります。しかし、色素に関する栄養素が十分でない状態で飼育していると、脱皮毎にますます(紫を帯びた)青くなります。青いアメリカザリガニなぜ青い?
そう言われてみると、この青いザリガニ、ちょっと赤いところがあるような気がします。
ということは、餌のやり方で青くなってる?突然変異で最初から青いザリガニもいるらしいですが、その場合は赤い部分が出ることはなく、全体に青いらしいです。
ただ、そうなると別の疑問が。同じ水槽に住んでいれば、餌も同じようなものになるはず。でも、この水槽には赤と青の両方のザリガニがいます。
赤いザリガニは新入りで、これから青くなっていくのでしょうか?小さな水槽ですが、よくよく考えるとなにやら不思議です。
寺泊水族博物館
所在地 | 新潟県長岡市寺泊花立9353-158 |
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開館時間 | 9:00-17:00(入館は16:30まで) |
TEL/FAX | 0258-75-4936 |
ウェブサイト | http://www.aquarium-teradomari.jp/ |