新潟名物の笹団子がお酒に、そしてかわいいラベル、追加生産決定! とニュースやらSNSやらでちょっと話題になっていた「笹だんごリキュール」。原信でみつけたので買ってみました! お味はいかに。
笹だんごリキュール
原信古正寺店で購入。お値段は630円(税込693円)でした。思ったより安い印象。お土産なら気軽に買える金額です。
ラベルの情報等
ラベルに描かれているのは笹団ささおです。よろしくお願いします。
笹だんごリキュールを製造しているのは新潟県上越市にある妙高酒造株式会社。
ボトルに掛けられたラベルにはQRコードが描かれており、読み込むと妙高酒造のサイトに飛べるようになっています。
アルコール度数は6度以上7度未満。原材料は清酒、餡、クマザサエキス、ヨモギ粉末、レモン果汁、糖液。
ボトルの中でものすごい分離してます。下から餡子! 笹成分! という見た目。
ラベルにも「沈殿物は原料成分ゆえよく振ってからお召し上がり下さい」と書いてあります。がんばってよく振りましょう。
開封
日本酒のあのキャップ。このサイズの瓶だと珍しい印象です。
グラスに注いでみました。すごい色をしてます……。
飲んでみた感想
香りは日本酒のいい香りが漂って……なんか笹っぽい香りきたー。味はというと笹とあんこと日本酒を混ぜた味です。笹だんご(笹付き)と日本酒と水をミキサーにかけた感! よく言えばそのまま感! 粉っぽさととろみも押し寄せてきます。飲み口はこってり。そして飲んでいる最中も沈殿が進むため、もうちょっと下の方も……とやってるとグビグビいっちゃいます。
SNSをみると「飲みやすい!」「完全に笹だんご味!」「飲む笹だんご!」と好意的な意見が多数。……期待しすぎたのかもしれませんが、「日本酒と笹だんご、別々に出会いたかったなー」と思ってしまいました。最初開けたときに酸味(クマザサの香り? レモン果汁由来?)が気になったのですが、開封から1週間、いま一度飲んでみたところ酸味はあまり感じず。あれ? 馴染んだ? 最初の違和感は減りました。それでもちょっと味にチグハグ感が。ケンカはしてないけど清酒と笹だんごの味があってないように感じてしまい……。
自分もパッケージに惹かれて手に取りましたし、ネタとして、そして試みとしてはいいと思います。飲み会でみんなでちょっとずつ飲んだりするの楽しいと思う。
牛乳と混ぜるとおいしい!
これ飲みきれるかな……と思いつつ、記事にするために情報あつめ。牛乳で割っても美味しく飲めるらしい? というわけで笹だんごリキュールと牛乳を1:1の割合で割ってみました。あ、これが正解! 見た目はなんかすごい色になっちゃうけど美味しいです! 甘酒風になるので甘みの違和感なし、風味も味もまろやかに、一体感が生まれていい感じです。
そんな感じ
というわけでおすすめは牛乳割りです! 牛乳割りで手のひらクルーしました。
笹だんごリキュールは2023年5月中旬に1,000本限定で販売・1週間で完売、その後6月にもう1,000本限定で追加販売という感じでいまのところ売られています。「日本酒の消費量が落ち込んでいる中、若い世代にも興味を持って欲しい」と開発された商品とのこと。新潟土産としての地位も視野に入れている様子なので、売れ行き次第では常時販売されるようになるのかもしれません。
実際、お店に並んでいるとかわいくて手に取っちゃいます。お酒&笹だんごという新潟土産の2大巨頭の組み合わせ、かわいくて目立つラベル、お手頃価格&サイズ。これは勝てる。飲んでみて「うーん?」と思ったら是非、牛乳割りで!
参考
- 爽やかな香りとあんこの甘さが好評で即完売…妙高酒造(新潟上越市)の「笹だんごリキュール」、1000本限定で追加販売! | 新潟日報デジタルプラス
- 1週間で1000本完売 1815年創業の老舗酒蔵がつくったリキュールは“笹団子”の味!「想定外の希望の星」に | TBS NEWS DIG (1ページ)