久しぶりに悠久山にお花見へ。蒼柴神社を通ったところ「忠犬しろ神社」ができていました! 犬みくじ・猫みくじ、愛犬絵馬・愛猫絵馬があるほか、ペット用お守りも買うことができます。
忠犬しろ神社
こちら蒼柴神社の拝殿。向かって右側(写真奥)に「忠犬しろ神社」があります。
お花見および悠久山公園全体の様子はこちらをどうぞ。
こちらが忠犬しろ神社。
祀られている「しろ」の言い伝え(物語)が書かれた看板も建っています。こちらはちょっと長いので「悠久山散策MAP」に記載されているものを引用しておきます。
貞享(1684-87)のころ、三代藩主忠辰は、農家から白い犬をもらいうけて愛育していた。
A3_4-4 – 2016sakura-04.pdf
参府した忠辰を慕ってこの犬は江戸に行き、番犬として仕えた。ある日、尾張候の唐犬にかみついて傷を負わせた。忠辰がしかったところ、長岡の旧飼主の家へ戻って来たが追い出され、ここで息絶えた。後の人々がこの白犬を義狗(ぎく)と称し、塚を盛り、碑を建てた。
「しろ」の表記はひらがなとカタカナ両方あり。言い伝えは洋犬にかみついた説・跳ね飛ばした説の両方があったりしますが、藩主を追って江戸まで付いていったこと、長岡に戻ってきたものの残念ながら藩主の元へは戻れなかったという情報はどれも共通しています。
元々、駐車場の横に「白狗の塚・碑」があったそうで、平成30年(2018年)の長岡開府400年記念の一環で「忠犬しろ神社」として神社が建立された、という流れのようです。「白狗の塚・碑」は見逃していたので近いうちに見に行ってきたいと思います。
神社の中の様子
お社の中はこんな感じ。台座に乗ったしろの石像、その横にお賽銭箱、後ろは絵馬掛所になっています。
賽銭箱はドッグポールを兼ねており、リードフックが取り付けられています。漂うペット歓迎感。犬と一緒に訪れてもゆっくりお参りが可能です。
台座正面には「長岡藩開府4000年記念 平成30年7月吉日」のプレートが付けられています。
愛犬絵馬と愛猫絵馬。愛犬絵馬は耳だけが黒く塗られており、顔の部分は自由に描き込めるようになっています。みんな個性が出てていい感じです。
絵馬の奉納数は犬のほうが多めです。
お守り、おみくじもあり
社の中に貼ってあったおみくじとお守りの紹介。犬Ver.と猫Ver.があります。
- 愛犬守:初穂料1,000円
- 犬みくじ:初穂料100円
- ちりめんお守り:初穂料1,000円
- 愛犬絵馬:初穂料500円
- 猫みくじ:初穂料100円
- しあわせねこ守:初穂料1,000円
- 愛犬絵馬:初穂料500円
足下に桜と煮干しが供えられてました。煮干しは猫派のお供えもの?
そんな感じ
忠犬しろ神社の御利益を求めてか犬を連れた人を多く見かけました。ペット歓迎の神社は少ないので人気スポットになりそう。悠久山公園は広いのでお散歩にもちょうど良いかと思います。
ペットの健康や長寿、病気平癒を願いたい人、ペットのお守りを買いたい人にはおすすめです!