原信でバクテーの素(肉骨茶の素)が安くなっていたので買ってきてみました。なんともいえないエスニックな香り!
お値段はおつとめ品価格で160円(税抜き)。Amazonで調べたところ、一袋300〜500円程度で売られていました。かなりお得にゲットできたことを知る。
肉骨茶(バクテー)とは 豚骨付き肉(スペアリブ)を香辛料と香草でじっくりと煮込み、豚肉のクセをおさえながら旨味を引き出した伝統的な料理です。
シンガポールやマレーシアでは、専門店が軒を連ねる程、広く庶民の間で親しまれている料理で、スタミナ朝食として広まったとされています。
バクテーはいままで食べたことがないので味を想像できず……原材料名からシナモンや八角の香りがする肉料理と予想。それなら美味しそうだ! スペアリブが安くなってたときに使おう! とカゴに投げ込みました。
バクテーを作ってみる
材料(約4皿分)
- dfe バクテーの素(本品):1袋
- 豚骨付き肉(スペアリブ):800g
- にんにく:1玉
作り方
- 骨付き肉はあらかじめ湯通ししておきます。
- 鍋に800mlのお湯を沸騰させ、骨付き肉、にんにくと「dfe バクテーの素」を入れます。
- アクを取りながら、弱火で40分程煮込み、にんにくを取り除きます。
脂が気になる方は、一度スープを冷ましてから固まった脂分を取り除いて下さい。 - 最後に食塩やナンプラー(魚醤)などで塩加減を調えて出来上がり。
この素を使えば下茹でして煮込むだけ! 簡単!
こんな感じで材料を用意。お肉はちょっと少なめで650gほどです。
完成写真を見るとにんにくは1片ずつにわけずにまるごと入っていたのですが、長期保存でちょっと元気のないにんにくだったのでいいところだけ取って使いました。
1. 骨付き肉はあらかじめ湯通ししておきます。
まず湯通し。沸騰したお湯にスペアリブを入れ、軽く煮ます。大きな鍋を使えば良かったです。
鍋から上げて湯通し完了。
2. 鍋に800mlのお湯を沸騰させ、骨付き肉、にんにくと「dfe バクテーの素」を入れます。
水:800mlが沸騰したら先ほど湯通ししたスペアリブ、にんにく、バクテーの素を入れます。大きい鍋(深型のフライパン)に切り替えました。
バクテーの素はこんな感じの粉末。シナモン、コショウ、八角の香りを強く感じます。
シナモンが強いのでチャイに似た香りという印象です。でも少しカレーっぽさもあり。お湯に入れると粉そのままの時よりも複雑かつスパイシーながらも柔らかい香りがしてきました。台所が香辛料の香りで満たされます……フタをして煮込むことにしました。
3. アクを取りながら、弱火で40分程煮込み、にんにくを取り除きます。
アクを取りながら煮ます。
脂が結構出ましたが、アク取りの時に一緒に取ることができました。
4. 最後に食塩やナンプラー(魚醤)などで塩加減を調えて出来上がり。
40分煮込んだ図。そのままでもある程度味が付いている感じがしましたが、小さじ1ほどの塩を投入することに。これにより味が引き締まり、より美味しく! これで完成です!
食べてみた感想
煮ている最中はかなりスパイシーな香りが漂っていましたが、お肉の味はコショウの風味がメイン、スパイスの香りはきつくなく、豚肉の臭みを消してくれている、そんな印象の味になりました! 特に脂身の臭みがなくなっています。でも赤身部分は豚肉らしさがしっかり残っている感じ。よく煮込んだせいなのか、はたまたスパイスの効果なのかお肉は柔らかく、そして身離れがよいです。全体にあっさり食べられる味になりました。正直、思ってたより美味しい!
そんな感じ
手軽にシンガポール&マレーシアの味を再現できるこちらの素は現地の味を食べたくなった人に人気があるようです。普通の作り方のほか、アレンジレシピ「体の芯まで温まるバクテー風味の鍋」の作り方も載っています。是非お試しあれ!