群馬県の中之条町で「中之条ビエンナーレ」というアートイベントが開催されているという情報をいただいた! 開催は8/24(土)から9/23(月)まで。
「中之条ビエンナーレ」は2007年から2年おきに開催されており、今年は参加アーティスト150組、町内50ヶ所で展示やイベントが行われています。十日町や愛知などのトリエンナーレ組に比べると規模は小さいですが、これはこれで味わい深いものがある模様。意外に公式サイトがちゃんとしていて見やすいです。
エリア
中之条ビエンナーレは以下の6つのエリアに分かれています。
- 中之条伊勢町エリア
- 名久田エリア
- 伊参エリア
- 四万温泉エリア
- 沢渡暮坂エリア
- 六合エリア
作品の展示場所は全部で47ヶ所。そのうちスタンプが設置されているのは31ヶ所です。
鑑賞パスポート
鑑賞パスポートは1,500円(前売り券は1,200円ですが、もう会期がはじまっているので販売終了しています)。高校生以下は無料。
ガイドブック(1,000円)とパスケース(400円)がセットになった「パスポートセット」も販売されています。価格は2,700円。それぞれ別で買うより200円お得になっています。
パスポートを持っていればすべての展示(一部イベントを除く)を何度でも見ることができます。十日町の大地の芸術祭では最初の1回だけ有効だったのに! すごい!
なお、大地の芸術祭ではパスポートなしでも料金を払えば鑑賞が可能でしたが、中之条ビエンナーレでは都度課金の仕組みはないようです。
さらに! 鑑賞パスポートを購入すると通常500円の「なかのじょう周遊チケット」(クーポンブックみたいなの)ももらえます! お得! なのかな!? よくわかんないけど!
コンプリート賞もあるぞ
鑑賞パスポートはスタンプ帳にもなっており、展示を見て回ってスタンプを集めると特典があります。特典は以下の通り。
- 15ヶ所 制覇
- 四万温泉 旅館ホテル10%割引券をもれなくプレゼント
- 温泉無料入浴サービスをもれなくプレゼント
- 31ヶ所 完全制覇
- オリジナル記念品をもれなくプレゼント
過去参加したコンプリーターの話によると2日あれば全部回ることができるとのこと。
こちらでも概算してみましたが、全エリアを車で走り抜けるのにかかる移動時間が約2時間。47ヶ所ある展示をそれぞれ10分ずつ鑑賞すると鑑賞時間が約8時間(470分)。合計で約10時間。やはり最低でも2日間は見ておきたい感じです。
SNSアップ歓迎
作品は写真撮影&SNSアップOK(フラッシュ撮影はNG)。ハッシュタグは #中之条ビエンナーレ や #中之条ビエンナーレ2019 がよく使われているようです。
会場マップ
作品が展示されている会場の地図は公式サイトでダウンロードできるリーフレットのほか、「Googleマイマップ」でも提供されています。
リーフレットだと地図の縮尺の関係で細かい場所がわからなくて迷うことがありますが、その点Googleマップは拡大縮小自由なので大変ありがたいです。すばらー。
いくしかねーな。
大地の芸術祭で十日町・津南を駆けずり回った身からすれば規模も展示数も少なく見えますが、ウェブサイトを見る限り、押さえるところは押さえている感じがあって、えもいわれぬ「これでいいんだよこれで」感があります。
2日あればコンプできるみたいなのでちょっと行ってこようかな。しかしコンプばっかりしてるとコンプするのが当たり前みたいな空気が醸成され、「いやそうじゃない! コンプしたいわけじゃないんだ! したくないわけでもないけれども!」と思いながらやはりコンプを目指してしまうことで自分で自分の首を絞めてる感もあるけども……!