車の「携帯リモコン電池消耗警告灯」が点灯するようになったので電池交換したのですが、相変わらず点灯します。そのままでも別にリモコンは効くし、警告灯も15秒立つと消えるのでとくに支障はないのですが、なんとなく気持ちが悪いので消し方を調べました。
ググってみたところ、どうもスズキ車は携帯リモコンの電池交換をしただけでは携帯リモコン電池消耗警告灯が消えないのが普通っぽいです。より詳しい話は以下の福岡県自動車整備振興会のサイトにある参考資料のPDFを参照のこと。
電池消耗警告灯の消し方
まずはメインとスペア、両方の携帯リモコンを用意します。電池は使っていなくても少しずつ減っていくものなので、この機会にスペアも電池交換しておくといいと思います。うちのモコの場合、電池の型は CR2032 でした(モコは日産の車だけど、スズキのMRワゴンのOEMだから実質スズキ車)。
警告灯の消し方には以下の3つの方法があります(方法の名前は勝手に付けました)。
- キーレスエントリー法 – 全ての登録済み携帯リモコンで、キーレスエントリにより2回以上ドアをロック&アンロックさせる。
- ドア開閉法 – 全ての登録済み携帯リモコンが車内にある状態かつイグニッションONで、2回以上ドアを開閉させる。
- リクエストスイッチ法 – 全ての登録済み携帯リモコンがドアアンテナ検知範囲にある状態で、リクエストスイッチ(ドアハンドルにあるボタン)により2回以上ドアをロック&アンロックさせる。
条件はよくわかりませんが、場合によって有効だったり無効だったりすることがあるようです。ひとつやってもダメだったら諦めずにほかの方法を試してみてください。ググるとキーレスエントリー法とリクエストスイッチ法を組み合わせてやってる例が出てきます。
1. キーレスエントリー法
はじめにメインの携帯リモコンを使ってドアのロックと解除を行います。これを2回以上行います。
次にスペアの携帯リモコンで(メインの携帯リモコンと同様に)ドアのロックと解除を行います。これを2回以上行います。
以上です。
2. ドア開閉法
メインとスペア、両方の携帯リモコンが車内にある状態でエンジンをかけ、2回以上ドアを開け閉めします。
以上です。
3. リクエストスイッチ法
メインとスペア、両方の携帯リモコンを持った状態で、ドアハンドルのボタンを使ってドアのロックと解除を行います。これを2回以上行います。
以上です。
以上です!
これで次にエンジンをかけたときには警告灯は点灯しない、ハズ。うちは消えました。スキャンツールでDTCを確認すれば完璧なのですが、まあそこまでしなくても、という感じです。
なお、車屋さんに電池交換を頼むとリモコンひとつ500円(だいたいスペアも一緒に交換することになると思うので実質2つ分で1,000円)で交換してくれるみたいです。電池を交換するだけではなく警告灯にも対応してくれるので、よくわからなければ頼んでしまったほうが安心だぞ!
あんまり関係ないですが、その昔、海で車の鍵を流してしまったときの話はこちらです……
参考
- 『電池交換だけでは正常復帰しない?』
- ◆リモコンキー電池交換したのに警告灯が…【MH23S】点灯解除方法 | スズキ ワゴンRスティングレー by ☆あっぷる☆ – みんカラ
- スズキ車のキーレスの電池マークの消し方|整備士ノート
東芝(TOSHIBA)コイン形リチウム電池 CR2032 5個 (同等品 DL2032 ECR2032)誤飲対策パッケージ CR2032 5P(Z)
- メーカー:東芝(TOSHIBA)
- カテゴリ:エレクトロニクス
- 発売日:2023/06/26