今年の4月28日にリニューアルオープンした清津峡渓谷トンネルに行ってきました。トンネル内がすごいことになってるらしい。
最後に清津峡渓谷トンネルに来たのは2008年なので10年ぶり……! そんなに経っていたか……
入坑料は昔と変わらず600円でした。
中には4ヶ所の見晴所があり、今回のリニューアルでは第2見晴所にトイレが設置され、どん詰まりのパノラマステーション(第4見晴所)は全面が鏡のようになったみたいです。これは楽しみ。
途中にある休憩スペース。てか、ここ、前はなんかあったような気がするんだが……?
そういえばなにもないトンネル内のあちこちになにかを剥がしたような跡がある……
絶対カモシカのなにかがここにあったよね!? 絶対あったよね!?
気になったので昔の写真を漁ったら出てきました。
うん、パネルがごっそりなくなってるね。
生前(?)のカモシカ。
熊の剥製はどこにいったのかな……ベンチがあるのはありがたいけれど。
周辺の観光情報をプロジェクタで流していたエリア。
映像はなくなり、白く塗られた壁とベンチが残されています。来館者ノートに「映像コーナーどこ? なくない?」と書いていた人がいましたが、ご覧の通り、リニューアルに伴い、なくなったようです。
そうこうしているうちに第1見晴所。
ここは特に変わったところはなし。強いて言うならやっぱりパネルがなくなったことくらい。
第1見晴所からの景色。うーん柱状節理☆
続いて第2見晴所。なんかあるぅ!
トイレだった! 天球部分はマジックミラーになっていて、中から外の景色が見えるようになっています。すごいけど落ち着かねー! しかも条件によっては中が若干透けるらしく、通路側のトイレ(トイレは通路側と外側の2つある)は目線の高さに黒い布がかけられてました。。
入口からずーっと伸びてるこの太い塩ビパイプの謎が解けました。汚水管か。どうやってトイレ新設したんだろうとは思ってたのですが、結構な力業だった。「すっげー長いんだけどちゃんと傾斜とれてるんだろうか」とか余計な心配をしてみたり。子供が上がってパイプを破ったりしたら……オラワクワクすっぞ!
てか、管のフタに「おすい」って書いてあった。
第2見晴所からの景色。Oh! 柱状節理!
第3見晴所。異常なし!
素晴らしい柱状節理。
パノラマステーションに続くトンネルの天井にあるナゾのボツボツ。
前はブラックライトで光ってました。
パノラマステーションの手前にもリニューアル前の残骸が残されていました。柱状節理から取れれたような岩が無造作に積み上げられていますが、とくに説明のパネルはなし。
リニューアル前の写真を確認したらちゃんとパネルが置かれていました。説明によるとこの岩はトンネルを掘るときに採掘された石英閃緑ひん岩(清津峡の柱状節理を形成している岩)のようです。
岩と一緒に片隅に追いやられていた清津峡地形模型はかつてパノラマステーションに置かれていたものでした。もちろんボタンは作動しません。
いよいよパノラマステーション!
あ、ガチな人が写真撮ってる。
おー、これはすげー。
トンネル壁面にはステンレスのパネルが貼られていて、ぼんやりと外の景色を反射しています。
下は水の張られた浅いプールになっています。靴を脱いで中に入ることもできますよ! プールの真ん中に立って写真を撮れば フォロジェニッ!!
パノラマステーションからの眺め。
自然の景色は変わりませんね。
すごいけど
今風にリニューアルしたなぁと言う感じ。リピート率も上がりそう。
ただ、設計者の意向なのかなんなのか、解説の類がすっかりなくなってしまったのはちょっと寂しかったです。柱状節理の解説とか剥製の展示とか、結構大事だと思うんですけどね。でも、かく言う自分も今回のリニューアルがなければ行ってなかったと思うので、まあ、なんとも言えないところではあります。
ちょっと思うところはありますが、でも、間違いなくインスタ映えはするので、気になった人はぜひ行ってみてね! 清津峡までの道のりやおみやげ屋さんも楽しいぞ!
参考
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018公式ガイドブック [ 北川フラム ]
価格:
1,300円
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