「あこのアピタ撤退して跡地にイオンが入ってくんねーかな」と思ってたりする程度にはイオンのイヌと成り下がったWAONer岡本。疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、車の主、暴力団員谷岡に言い渡された示談の条件とは・・・。
プライベートブランド(PB)はほかのプライベートじゃない商品に比べて安いのですが、加工品表(パッケージ裏にある成分表とか製造者とか書いてある欄)には販売者しか書いてなくて「うむー」と思うことも多々。
しかし、トレーサビリティなどと言う言葉もある今日、もしかしたら製造者を調べる方法などが存在するのではないか、とちらっと調べてみたところ、やっぱり存在していました。
製造所固有記号
実は食品の場合は食品衛生法で製造者名と製造工場の所在地の表示が義務づけられています。
たとえば、これはトプバ(トップバリュ)のフルーツグラノーラの加工品表ですが、よく見ると「販売者」として記載されている「イオン株式会社」の後ろに「J524」と言う英数字があります。この英数字は「製造所固有記号」というもので、これで製造者名と製造工場の所在地を辿ることができるのです。この製造所固有記号は販売者や消費期限のそばに記載されていることが多いです。
会社によっては製造所固有記号から製造所を検索できるページを用意しているところもあり、トプバ商品もネットで製造所を検索することができます。
試しにこのフルグラに記載されている製造所固有記号を検索してみたところ、製造元として「日清シスコ株式会社 東京工場」というところが出てきました。意外に大手メーカーだった。(結構フルグラがダマになってるし)もっと聞いたこともないような名前の会社の製品だと思っていた。
【製造所名】
日清シスコ株式会社 東京工場
【所在地】
埼玉県熊谷市妻沼5000番地
東京工場なのに所在地が埼玉県とはこれいかに。いやだ、口が埼玉になるわ!
新しい製造所固有記号
2016年に新しい製造所固有記号制度が施行されており、現在、製造所固有記号は新旧入り交じった状態になっています。上のトプバフルグラの製造所固有記号は旧型。新しい製造所固有記号は頭に「+」が付いており、消費者庁のウェブサイトで検索できるようになっています。
ただし、諸事情によりあまり新記号への移行は進んでいない模様。あと、製造所固有記号とは直接関係ない話ですが、FirefoxだとGPKI(政府認証基盤)がらみで「安全な接続ではありません」というエラーが出て検索ページを見られません(GPKIのオレオレ証明書を入れれば見られる)。いかにもお役所仕事という感じがとてもかぐわしいですね。
製造者は商品選択の重要な指標である
PBは安かろう悪かろうの印象がありますが、よくよく製造元を見てみるとその道の大手メーカーが製造していたりすることもしばしばあります。PB商品のすぐ隣にそのPB商品をODM/OEM供給している製造元の名を冠した商品が並んでいたりすることも。それでいてPBのほうが1割〜3割くらい価格が安いのですから、これはもうPBを買わない理由がないというもの。まっことPBあなどりがたしでございます。
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