
家の照明をダクトレール(ライティングレール)に換えてみました!

旧邸は古いので、居間の電気はなんと電球ソケット! 電球ソケットをコンセントに変換するアダプタを噛ませて、鎖でつり下げたペンダント式の照明を接続していたのだ!
最近、このペンダント式の照明のスイッチが内部でひっかかって電気が消えなくなったりしはじめたので、いろいろ検討した結果、ダクトレールを導入することにしました。
材料
- ダクトレール(2m) x1
- ダクトレール ハンガー(φ9ボルト吊用) x3
- ウッドハンガー(4.5x38N) x3
- 3/8インチボルト x3
- 3/8インチナットとワッシャー 適量
- 水糸 適量
- ダクトレール用引掛シーリング 必要に応じて
ダクトレール
コンセント型のダクトレールを使用しました。これなら天井に固定するだけなので電気工事士の資格は不要。たぶん。
すでにあるシーリングをダクトレールにしたい場合は、シーリングにとりつけられるダクトレールもあります。これも取り付けに資格は不要。
レールを組み合わせたり、フィードインキャップを加工したりして、自由なレイアウトにしたい場合は電気工事士の資格が必要になってくるので、「よっくわっかんね」という方は電気屋さんにお任せしてください。
どうでもいいですが、新潟県電気工事工業組合では「新潟電工ガール」とかいう取組(?)をやってる(?)ので、新潟で電気工事頼むと電工ガールが工事に来てくれるかもしれない!(?) 指名とか同伴とかできますか。(ゲス顔)
ダクトレール ハンガー
ダクトレールを設置する場合、天井に直接ネジ止めしちゃうのが一般的だと思いますが、今回は後々のメンテナンスのことも考えて、レールハンガーを使用することにしました。φ19のものとφ9のものがありますが、今回は3分(W3/8)のボルトを使用するのでφ9のものを使用します。
ウッドハンガー
天井にW3/8のナットを設置するためのアイテム。木ねじとナットをむりやり合わせたようなアイテムです。オニメナットでもおk。今回はご近所のホムセンで見当たらなかったのでモノタロウで買いました。
取り付け

まずは天井にウッドハンガーをねじ込みます。2mあるので、3ヶ所で支えることにしました。水糸は3つが一直線に並ぶようにするために使用してます。ウッドハンガーを打ち込んだら水糸は取り除きます。

ウッドハンガーにボルトでレールハンガーを取り付け、レールハンガーにダクトレールを滑り込ませます。狭くてダクトレールを滑り込ませる余裕がない場合は、ダクトレールにレールハンガーを通してから、ウッドハンガーに取り付けます。
ダクトレールの位置を決めたら、レールが動かないようにレールハンガーのネジを締め、最後にコンセントを差し込めば工事完了です。

ダクトレール用引掛シーリングを使って、シーリングライトを取り付けたところ。ダクトレールならダウンライトを取り付けてお洒落な空間を演出することも可能だ!
天井が高くなった

もともと3m近くある天井なのですが(普通の天井の高さは2.5mくらい)、ペンダントからシーリングに換えたことでより天井の高さが際立つようになりました。
反面、光源が遠くなったことで同じ明るさの照明でも若干暗い。。12畳用のより明るい照明を用意するか、50cmの3分ボルトかませてレールの位置を下げるか……まあ、そのへんはおいおい考えようと思います。
ダクトレールにするのではなく、電気屋さんに頼んで単純にシーリングに交換してもらった場合、費用は数千円程度のようです。
ホムセンで数百円で売られているシーリングの部品買ってきて、ブレーカー落としてから電源の線を引き出し、プラグの接地側(NとかWとか書かれている場合もある)に電源の白の線を差し込むだけで交換できちゃうけど(電源の線は黒と白の2本で構成されていて、基本的に白が接地側ということになっている。けど、交流だから線がテレコになってても家電は動くし、業者によっては結構適当だったりもするからそんなに神経質にならなくても大丈夫っぽい)、電気工事士の資格を持ってない人がやると法律違反になるからやっちゃだめだぞ! 注意はしたからな!