
それは8月もお盆を過ぎた頃の話。夜になると遠くの山の上に現れるオレンジの光を追ってみました。
いつも見えるわけではないのですが、年に何回か山の上に現れるオレンジの光。少し揺らめくような光り方からして炎が上がっているのだと思うのですが、だとしたらかなりの火柱があがっていることが考えられます。
方角的には長岡市の小国・越路、小千谷の片貝あたり。あのあたりは元々ガス田や油田が多いところなので、今回もその類いなんだろうと見当を付けて、夕涼みがてら車を走らせました。
山の上にあるため、遠くからはよく見える一方、近くに行くと山に隠れて見えなくなってしまいます。そのため、後半はほとんどカンで車を走らせていたのですが、丘陵地を登ったところで目の前に炎が現れました。




あとで調べたところ、これは石油資源開発の片貝ガス田探掘井(たんくつせい)でした。2012年に出来た新しいガス田のようです。
石油資源開発は既存の油ガス田でも新たな井戸を掘り生産増に力を入れる。先月14日には新潟県小千谷市の片貝ガス田で4年ぶりの掘削に成功。「ゴーッ」という耳をつんざく燃焼音とともに探掘井から噴き出る10メートルの炎は圧巻だ。
工場夜景も楽しめる

探掘井の炎を後にして車を進めると、今度は一転して片貝ガス田の静かな工場夜景が楽しめます。こちらもなかなか趣深いです。


片貝ガス田は燃えているか

片貝ガス田の炎は関越道からも見えるので、気になっている人も多いのではないでしょうか。冬の間は炎を見る事はなかったのですが、最近また帰り道で炎が上がっているのを目にするようになったので、炎を間近で見たい人は今がチャーンス! 見学するときはお仕事の邪魔にならないように気を付けましょう!