カルディコーヒーで売っている亀ゼリーの缶詰が前々から気になっていたので買って食べてみました! お父さんが中国に単身赴任中の知人は土産にこれをもらったとか。きっと中国ではメジャーな食べ物に違いない。
ちょっと調べてみたところ「すっぽんゼリー」として紹介しているところもあり。原材料名の欄は亀苓膏粉、白砂糖、ハチミツと記載されています。「亀苓膏粉」(たぶん「亀ゼリー粉」)の一言で済まされている……
スッポン系の亀(ツチガメ)やミスジハコガメなどの腹の干し皮から抽出したゼラチン質を使った、香港や中国南部広西省などで特産のゼリーです。胃腸を浄化し、不純物を排出する働きがあると言われています。毎日の美と健康づくりにお役立て下さい。
もうちょっと詳しい説明を発見。スッポン系の亀が材料らしいです。「腹の干し皮」という亀の裏側ってどんなだったっけ? と思い出さずにはいられない部位が使われている模様。
水ようかんのようにキャップ裏に折りたたみのスプーンが付いています。さすが「立即可食」。意味は「直ちに食べることができます。」(なんとなく字面でわかりましたがエキサイト翻訳使ってみました。)
いざ、オープン!
パッケージのように一口大にカットされているものをイメージしていたら
缶詰の中まるまる亀ゼリーでした。「パッケージは盛りつけ例」は万国共通。
感想
スプーンでひとすくい。わりとしっかりとした硬さで、透明かつ黒に近い茶色をしています。コーヒーゼリーっぽい見た目です。写真ではお伝えできませんが、この時点で漢方薬的な体に良さそうな香りが漂ってます。
気になるお味ですが、ちょっと薄めな黒砂糖の味、そして後から押し寄せる漢方薬の風味という感じ。苦みとかはなく、ただただほんのり甘いです。「薄い黒砂糖味」が的確な表現。
亀を食べたことはないですが、たぶん亀の味ではなくなにかこう砂糖とその他もろもろな、そんな味です。舌触りはつるんととってもなめらか。
お皿に出してみました。みっちり詰まっているのでかなり振らないと出てきません。そして汁が飛び散ります。パッケージのようにきれいに盛りつけようとしましたが心が折れました。
食べたい人は輸入食品のお店で!
先日、深夜にやっていた「外国食材が多い商店街」みたいな特集でもこの亀ゼリーが出ていました。やはり人気に違いない。これはみんな食べてみるべき。
1缶250g入りで値段は300円くらい。高いと感じるかもしれませんが、4人でも食べきれず、我が家の冷蔵庫に数日入ってました。これだけ楽しめてこのお値段なら、なかなかコスパ高いと思うんだ!