名前は耳にするけれども、出番はそれほどない現金書留の書き方をまとめてみました。
とある事情により、現金書留で代金を送ることになったのですが、考えてみれば生まれてこの方現金書留など利用したことがないため、どうやって送ったらいいのかよく分からない! ということで、現金書留の書き方・送り方をまとめてみました。
現金書留の送り方
まずは郵便局で現金封筒(現金書留用の封筒)を購入します。現金封筒の利用者が多い場所(どういう場所だか分かりませんが)にあるコンビニだと現金封筒を取り扱っていることがあるようです。
種類は「現金封筒」とご祝儀袋が入る「大型現金封筒」の2種類があります。価格はどちらも21円です。
必要事項の記入
現金書留票の緑の太枠に囲まれた欄に必要事項を記入します。相手の郵便番号は普通の郵便と同じく、封筒右上の赤枠に記入します。
現金書留票の真ん中にある「損害要償額」と「お届け先」の欄は必要に応じて記入します。この部分は送ったときに控えとして渡されます。
配達途中に紛失された場合などは「損害要償額」に記入した額面が賠償額となります(ただし、最高50万円まで)。記入しなかった場合は最高1万円となります。逆に言うと、1万円以下の場合は記入しなくても問題ありません。
お届け先は、自分が必要なければ記入する必要はありません。記入しておくといつ誰に送ったのかが分かりやすくなると言うだけの話です。
現金の封入
封筒は二重になっており、中の白い封筒に現金を入れます。通信文なども一緒に入れることが出来ます。
封をすると中身を確認することは困難になるので、のり付けする前に必要な金額が入っているか良く確認しましょう。
現金を入れたら、3つあるフタをそれぞれのり付けします。
一番最初は白いフタ、次に下のフタ、最後に上のフタの順です。
最後に3つある点線の丸のところに割り印、または署名を入れます。割り印はシャチハタでもおk。
郵便局に持っていく
後は郵便局の窓口に持っていって、必要な料金を支払って出せば完了です。ポストに投函しても届きません。
現金書留の料金は 切手代 + 現金書留代 で計算されます。
切手代は第一種定形として計算されます。現金書留代は損害要償額1万円までが430円。さらに5,000円増すごとに10円追加されます。
まあ、この辺りは郵便局の窓口に持っていって、「現金書留でお願いします」と言えば局員のお姉さんが全部計算して出してくれるので、こちらは別に計算出来なくても問題ありません。切手も貼ってくれます。
ちなみに、今回は切手代が92円、現金書留の代金が430円で、合計522円でした。中に入れた額より送料の方が高かった……