犬や猫を飼っていると気になるのが動物病院での治療費、そしてペット保険。猫を2匹を飼っている我が家もペット保険を検討しましたが、とりあえず家庭内ペット貯金(ペット積み立て)にしてみました。これ、なかなか良いんです!
ペット保険事情
以前、ペット保険について当ブログでまとめを作成。ペット保険は病気やケガに対する保険であるため、ワクチンの接種や去勢・避妊手術は補償の対象外というところが多いということを知り。もちろんペット保険は入っておくと安心。でも掛け金がわりと高額だったりするわけで……詳しくは以下をどうぞ。
我が家の猫たちは去勢・避妊手術は既に完了、当面の出費はワクチン費用がメイン。でもケガや病気はに対する備えはやっぱり欲しい……だけど掛け金がちょっときつい……というわけで家庭内でペット貯金をすることにしました!
貯金方法
月初めに家族から徴収
毎月1日に家族3人から500円ずつ徴収。各々で貯金箱に入れ、入れたらLINEのグループで報告するシステムにしています。猫2匹なのでできたら1,000円くらい集めたいところですが、まずは月初めにワンコイン入れるクセ付けからということで500円に設定。
たった500円と言えども、500円x3人x12ヶ月で年間18,000円の貯金が可能。年1回のワクチン接種が約3,500円x猫2匹で7,000円。500円ずつであってもワクチン分+αが貯まります。
貯金のネーミング
飼っている2匹の猫の名を冠して「ニコネム基金」と呼んでいます。「貯金」や「積み立て」と呼んでもあまりテンションが上がらないので、「ペットの名前+貯金or基金」にすると毎月の徴収も苦じゃなくなります。なんとなく。
ペット貯金のメリット
家族内の精算が簡単に
今まで動物病院でかかった費用は家族3人で頭割りして精算していたのですが、月々集めるようにしてからはそこから出せるので精算作業が不要に。これがかなり快適です。大人が多いご家庭は是非。
もし貯金分で足りなかった場合は不足分だけを頭割りにして精算する予定でいます。とっさの時も1人あたりの負担額が少なくて済むので経済的余裕が持てます。
銀行・郵便局で利子をゲットできる
何事もなければペット貯金は貯まっていく一方。ある程度の金額になったら銀行等に預け入れれば利子が付きます。
高額な治療時にお金の心配をしなくて済む(かも)
ペットは入院でもすればすぐ1-2万円かかります。ケガや急な病気で10万円近い治療費が必要になることも少なくないです(すでに1回体験済み)。そんな時にペット用の貯金が数万円あれば治療をためらわなくて済むことがあるんじゃないかと。半分でも貯金でまかなえればけっこう楽です。
ペットの葬儀費用としても
ペットが天寿を全うした時、葬儀費用(火葬費用)が必要になります。貯金はその時にも使えるかもしれません。
掛け捨てではないので手元に残る
保険と違って掛け捨てではないので、葬儀費用を出しても手元にお金が残る可能性が充分にあります。長く健康に過ごしてくれればかなりの額に。
このお金はペットとは全く関係のないことに使うのもありです。でも、次の家族を迎える資金にしても良いかもしれませんね。
番外編:ちょっとした両替に使える
いろいろ書きましたがなにげに便利なのがこれ。一軒家に住んでいるとやれ町内会費だ、やれ花火大会の寄付だとかで細かいお金が必要になることがけっこうあるわけで……そんな時にこのペット貯金がけっこう便利なんです。お母さんの「あんた、細かいの持ってない?」の回数が格段に減ります。
そんな感じ
家庭内ペット貯金を始めて数ヶ月。この夏に控えているワクチン接種は貯金でまかなえる額まで貯まりました。猫の目やにが気になって動物病院に連れていった時もペット貯金から支払い。すっきり会計です。
ペット保険も気になるけど……でも……と悩んで何もしないより、こんな感じでちょっとでも貯めておくと万が一の時に役立ちます。まずはワンコインから始めてみましょー!
ペット保険
保険料やペットの年齢、犬種などによっても異なります。実際どのくらいの掛け金になるか一度確認。それから始めるのもおすすめです!