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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

IHクッキングヒーターで作る温泉たまごの作り方

温泉たまご

 温泉たまごが簡単に作れる。そう、IHクッキングヒーターならね。

 温泉たまごは卵の白身と黄身の固まる温度の差を利用した料理です。その固まる温度は、白身が70℃、黄身が65℃。つまり、65℃のお湯にずーっと浸しておけば、白身は固まらず、黄身がだけが固まった、いわゆる「温泉たまご」を作ることが出来るということなのです。

 しかし、理屈では簡単な温泉たまごの作り方ですが、実際に作るとなるとなかなか難しいものがあります。65℃という中途半端な温度をどのようにして保つのか。

 そんな問題に、IHクッキングヒーターは1つの答えをくれました。

IHの保温を使う

 IHクッキングヒーターの最小レベルはだいたい保温用になっています。保温用なので、ずーっと放置していても沸騰することはありません。だいたい、加熱レベル1から2あたりで65℃前後の温度になるようです。
 この辺りは、機種によって出力が異なると思うので、自分の使っているIHクッキングヒーターで実際にお湯を沸かしてみて、65℃前後になる加熱レベルを探ってみて下さい。

温泉たまご
増税前の勢いで購入したアイリスオーヤマのIHクッキングヒーター「IHK-T32」では、加熱レベル2でだいたい65℃前後をキープできました。

温泉たまごを作る

温泉たまご

 65℃前後をキープできる加熱レベルが分かったら、作り方は簡単。以下の3ステップで温泉たまごの完成です。

  1. 65℃のお湯を沸かす
  2. たまごをお湯に入れる
  3. 10分ほど待つ

 たまごのゆで時間は目安です。ゆで時間を変えて黄身が好みの固さになる時間を調べてみてください。

安定したクオリティ

温泉たまご
15分ゆでたら思ったよりしっかり黄身が固まってしまいました。個人的には12分くらいがベスト。

 これまでにいくつか温泉たまごを作る方法を試してきたのですが、たぶん、これが一番安定的に温泉たまごらしい温泉たまごが作れる方法ではないかと思います。

 一番簡単な温泉たまごの作り方はカップラの容器にたまごとお湯を入れて数十分待つ方法です。しかし、この方法はたまごの個数、注ぐお湯の温度と量、外気温、カップの保温力など、考慮すべき変数が多く、その結果、出来る温泉たまごのムラが大きくなりがちです。

 その点、IHの保温を使うこの方法は、65℃付近の温度を保つ設定さえ分かれば、後はゆで時間のみに集中できます。もうぶっかけうどんの温泉たまごをあきらめない!

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