
便秘だとか花粉症だとか、なんかもういろいろ健康に良いらしいヨーグルトをご自宅で簡単に製造しちゃいましょう!
作るといってもゼロから作るのではなく、市販のヨーグルトを牛乳に入れてヨーグルト化するだけです。簡単な上に、コストは普通にヨーグルトを購入するのに比べて半分程度。これは始めるしかありません!
材料と道具

道具
- ナベ
- 魔法瓶
- 温度計
魔法瓶は保温に対応した物を使用します。安いものだと保冷専用だったりするのでご注意を。また、ヨーグルト製造に使用すると魔法瓶にヨーグルト臭がつくので、ヨーグルト製造専用魔法瓶を用意した方が良いかもです。
材料
- 牛乳 1L
- ヨーグルト 100g
量は使う魔法瓶の容量にあわせて調節して下さい。魔法瓶は容量いっぱいに中身を入れた方が保温力が上がります。
牛乳は成分無調整のものであればなんでもいいです。ヨーグルトの量は牛乳の量に対して1割もあれば十分です。
ヨーグルトの作り方
ヨーグルトの製造手順は以下の通りです。
- 魔法瓶をお湯で消毒&余熱
- 牛乳を45℃に温める
- ヨーグルトを牛乳に加える
- 魔法瓶にヨーグルト牛乳を移す
- 3~6時間放置する
- 完成
1. 魔法瓶をお湯で消毒&余熱

あらかじめ魔法瓶に熱湯を入れて中を消毒&余熱しておきます。ついでにヨーグルトをすくうのに使うスプーンや牛乳をかき混ぜるのに使うゴムべらなども使う前に熱湯消毒しておきましょう。
2. 牛乳を45℃に温める

牛乳を火にかけて45℃に温めます。
乳酸菌的には40℃くらいがベストな温度ですが、このあと冷たいヨーグルトを投入したり、魔法瓶に移したりする工程で多少冷めることを考えると、まあ、45℃くらいにしておくのが良いかと思います。
50℃を越えると乳酸菌がダウンするので、ヨーグルト投入時の温度は高くても50℃以下には抑えておきましょう。
3. ヨーグルトを牛乳に加える

牛乳が45℃になったら火を止めて、ヨーグルトを牛乳に加えます。
ヨーグルトはカタマリのまま入れると底に溜まるので、それが気になる人はスプーンやへらでカタマリをつぶしてください。でも、底に溜まったからといってこれといった不都合はないです。
4. 魔法瓶にヨーグルト牛乳を移す

あらかじめ予熱しておいた魔法瓶にヨーグルト入り牛乳を移します。
5. 3~6時間放置する

3時間から6時間ほど放置します。
時間をおくほど発酵が進んで酸味が増すので、あんまりすっぱくない方が良い人は3時間くらいが良いと思います。乳酸菌を鬼盛りにしたい人は12時間くらい放置でもおk。
このあたりは魔法瓶の保温性能にも寄るかもです。いろいろ時間を変えてみて、好みの味になる放置時間を割り出して下さい。
6. 完成

完成したヨーグルトはタッパー等に移して冷蔵庫で保管します。冷蔵庫に放り込んでおいても発酵は進みます。消費はお早めに。
完成したヨーグルト


いくつか発酵時間を変えて作ってみたのですが、個人的なオススメは、
- 3時間発酵、一晩冷蔵庫で保管
というコースです。ほどよい酸味とほのかに残る牛乳の風味のバランス。種ヨーグルトに使っているブルガリアヨーグルトに近い風味になりました。
ちなみに、飲むヨーグルトはヨーグルトを牛乳で割って作るものらしいです。ふむ。
ヨーグルト生活はじめる

この方法なら、1パックのヨーグルトを5Lに増やすことが出来ます。それどころか、出来たヨーグルトを種として使えば、さらなるヨーグルト製造が可能!
でも、日本乳業協会によると「自家製ヨーグルトを種に使うのは2回までにしといてね」とのことです。
まあそれでもコストは半分くらいになるので、ヨーグルトを毎日摂取したいという人は「自家培養グルト」を作ってみてはいかがでしょうか。
自家培養グルトでお腹壊した? それはそれでダイエット効果がありそうじゃないか。
参考
サーモス ステンレスポット 1.5L ブラウンゴールド 保温ポット 卓上ポット 魔法びん構造 保温保冷 TTB-1501 BWG
- メーカー:サーモス(THERMOS)
- カテゴリ:ホーム&キッチン
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