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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

一体何が違うのか?「じゃがビー」と「じゃがポックル」を食べ比べてみた

ジャガビーとじゃがポックル

  北海道限定のお菓子「じゃがポックル」とその辺のスーパーやコンビニで普通に売られている「Jagabee(じゃがビー)」。どちらもカルビーが出している商品で、見た目も食感もかなり似ています。
 しかし、同じような商品をわざわざ違う名前で出しているからには何か違いがあるのだろう、ということでこの2つを食べ比べてみました。

ジャガビーとじゃがポックル

 というわけで用意しました。左が「じゃがポックル」、右が「じゃがビー」。
 「じゃがポックル」は北海道みやげでいただいたものです。この一袋しかない貴重なものだ! じゃがビーは近所のスーパーで買いました。今回は「じゃがポックル」と一番味が近いと思われる「うす塩」味を使用しています。

じゃがビーとじゃがポックルの違い

見た目

ジャガビーとじゃがポックル

 見た目に特別変わったところはありません。あえていうなら「じゃがポックル」の方がふっくらしているような気もします。でもまあ、混ぜられたらどっちがどっちか分かりません。

 その似たような外見に反して、食べ比べてみると意外と違いが分かります。大きな違いは食感と味。

 「じゃがポックル」はじゃがいもをそのままフリーズドライしたかのようなサクサクとした食感がします。一方、「じゃがビー」はカリカリした食感をしていて、よりスナック菓子っぽく仕上がっています。

 また、よりダイレクトな塩味を感じるのはジャガビー。味にメリハリがあるので、普段のおやつやおつまみなどによろしいかと存じます。
 一方、じゃがポックルの塩味はマイルド。じゃがビーにはない味の深みがあり、上品さすら感じさせる仕上がりとなっています。

 ま、食べ比べれば分かるという程度のもので、単体で食べたら素人にはどっちか分からないです。

違いの要因を探れ!

 味の違いはなんなのか。もしかしたら何かヒントがあるかもしれないと思い、パッケージに書いてある原材料や栄養成分表示を調べてみました。

原材料

じゃがビー

ジャガビーとじゃがポックル
  • じゃがいも(遺伝子組換えでない)
  • 植物油
  • 食塩
  • 調味料(アミノ酸等)
  • 酸化防止剤(V.C)

じゃがポックル

ジャガビーとじゃがポックル
  • じゃがいも(遺伝子組換えでない)
  • 植物油
  • でんぷん粉
  • 食塩
  • こんぶエキスパウダー
  • 酵母エキスパウダー
  • 調味料(アミノ酸等)
  • 酸化防止剤(ビタミンC)

 原材料の欄には書かれていませんが、カルビーのウェブサイトによると、「じゃがポックル」は北海道産のじゃがいもと塩を使用しているようです。

「じゃがポックル」は北海道産の厳選した原料のみを使用しています。じゃがいもについては、「じゃがポックル」は北海道産のみ、「Jagabee」は北米産のじゃがいもを使用しております。塩については、「じゃがポックル」は、「オホーツクの焼き塩」に限定して使用しております。
『じゃがポックル』と『Jagabee(じゃがビー)』は、同じものなんですか? | お客様相談室 | カルビー株式会社

栄養成分表示

じゃがビー

ジャガビーとじゃがポックル
  • エネルギー 104kcal
  • タンパク質 1.0g
  • 資質 7.0g
  • 炭水化物 9.3g
  • ナトリウム 41mg (食塩相当量 0.1g)

じゃがポックル

ジャガビーとじゃがポックル
  • エネルギー 108kcal
  • タンパク質 0.8g
  • 資質 7.5g
  • 炭水化物 9.2g
  • ナトリウム 45mg (食塩相当量 0.1g)

味の違いはこんぶエキスパウダーか?

 「じゃがポックル」にあって、「じゃがビー」にない原材料は以下の通り。

  • デンプン粉
  • こんぶエキスパウダー
  • 酵母エキスパウダー

 なるほど、あの味の深みはこの辺りが関係してそうですね。

 ということは…… (次のページへ!)

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