皆さんは、昔、修学旅行で行った宿の名前を覚えていますか。
ある日、ふと、修学旅行で泊まった宿が今も健在なのか、気になりました。
中学の修学旅行で泊まった旅館は、マンガでしか見たことがないような、ビルとビルの隙間に建っている驚くほど細い宿でした。
あの宿の名前は何だったのか。そもそも、今も存在しているのか。
当時のしおりが残っていればすぐに分かるのですが、そんな物が残っているわけもなく。地下鉄駅から出てすぐだったこと、目の前に大きな建物(ホテル?)が建っていたというおぼろげな記憶を頼りにストリートビューを使って調べてみました。修学旅行に行ったあの頃から、15年。世界は便利になりました。
結果、これかな? と言う建物を発見。しかし、イマイチ決め手に欠けます。
修学旅行文集があった
もうちょっとなんかないか? とごそごそしてみたところ、なんと「修学旅行文集」なるものを発見。そういえばこんなの書いた覚えあるわ。てか、文集委員に自分の名前あるんだけど、そんなのやった覚えがない。。
これにより、ついに宿が判明。「とみや」という旅館でした。調べたらまだ健在。
修学旅行やサークル合宿をメインターゲットにしてるんですね。
ストリートビューでも確認しました。相変わらず細いぜ。正面はリニューアルしていますが、客室はなんとなく見覚えがある感じ。テレビはまだコイン式ですか?
駅の目の前でアクセスは抜群。宿泊料金は一泊二食付きで12,000円ほどでわりと標準的な価格。京都に行くことがあったら利用してみたいと思います。
小学校の修学旅行
そうなると、気になるのが小学校の修学旅行で行った宿泊先です。宿の名前はおろか、宿が福島のどの辺だったかも思い出せない! しかし、我々スタッフ、総力を挙げて探しました。えー、我々……見つけました。
小学校の卒アルを調べたところ、ちゃんと修学旅行の行程と宿の名前が記されていたのです。「小野川荘」というところでした。
こちらもまだ健在のようです。料金は一泊二食付きで1万円ほど。近いうちに福島に行きたいと思っているので、出来たら利用してみたいと思っています。行程をトレースするというのも面白いかもしれません。鶴ヶ城も赤瓦になったことですし。
そういえば、修学旅行のバスの中で「ばんだーいさんのうごかなーい、すがーたにもにーたそーのーここーろー♪」とかいう歌を覚えさせられたのですが(題名不明)、あの曲って福島に修学旅行に行った人みんな覚えて帰るものなんですか。
また、修学旅行に行こう
修学旅行で利用する宿は安宿というイメージがあったため、「この15年の間にもう潰れちゃっていてもおかしくないな」なんて思っていたのですが、どちらの宿もまだ健在でした。
むしろ、修学旅行などの大口のお客を獲得することで堅実な経営をしていたりするのかも?
皆さんも是非アルバムを掘り出して、修学旅行で泊まった宿を探してみてください。
これから修学旅行に行くという人は、その旅のしおりを捨てずに取っておくのがオススメ。何年か後に別の楽しみ方が出来るかもしれませんよ。