
どうやったって月6,000円程度かかるのが普通のスマホ。しかし、「スマホ」ではなく「ほぼスマホ」なら2,980円/月から使えるみたいです。
「ほぼスマホ」はBIGLOBEが提供しているサービスで、普通のスマホに比べて一部機能が限定されているので「ほぼスマホ」ということのようです。端末もついて2,980円/月は安いかも。
「ほぼスマホ」の内容
提供される端末は「MEDIAS NE-202」。docomoのN-07D相当の機種です。卓上ホルダも付いてます。
ほぼスマホで使えない機能は以下の通り。
- SMS
- 音声通話 (通話アプリで補完可能)
- 電子マネー
- 緊急地震速報
この辺の機能が必要な人はガラケーで補完することができます。
ガラケーは通話とキャリアメールだけの利用に絞ればタイプシンプルバリューで月額780円に出来ます。そこにほぼスマホ(月額2,980円)を追加しても月額は3,760円。運用コストを40%ほど減らすことが出来ます。
通信の上限が1GB/月
ほぼスマホでは通信量の上限が1GB/月となっています。上限を超えた場合は通信速度が最大128kbpsに制限されるだけで、通信が出来なくなると言うことはありません。
たとえば、自宅も職場もWi-Fi環境が整っている自分の場合、Xiの通信量は1GB未満だったりします。っていうか、500MB未満だったりします。外で使うことが多い人はちょっと足りなくなるかも。
2年縛り
「ほぼスマホ」は2年縛りのプランになっています。そのため、契約更新月以外の解約には9,975円のプラン契約解除料がかかります。
たとえば、2013年3月に契約した場合、契約更新月は2015年3月になります。
BIGLOBE端末あんしんサービス(NE-202)
破損や水没でスマホがダメになるのも心配なところですが、315円/月の掛け金で交換代金(通常44,835円)を抑えることが出来ます。
- 1回目: 5,250円
- 2回目: 10,500円
- 3回目以降: 15,750円
「2年の間に絶対交換とか発生しちゃうわー」という自信のある人は契約しておいた方が良いです。
docomoが割安なプランを出してくる可能性
ほぼスマホは2年縛りなので、2年の間にdocomoでより低価格のプランを出してくる可能性もあります。実際、docomoは現状より更にもう一段下のプランを出してくることを示唆していました。
そのうえで斉藤氏は「使用量の少ないユーザーがLTEに移行してくる際には、(現行の月額4935円よりも)もう一段下のプランが考えられる」と語り、割安のパケット定額サービスの展開によりライトユーザーの取り込みを強化したいとの見解を示した。
現状のプラン構成が
- フラット(7GB/月) 5,985円
- ライト(3GB/月) 4,935円
- ジュニア&らくらく(500MB/月) 2,980円
と言うことを考えると、1GB/月のプランが3,885円で出て来るというのが順当なところではないかと思います。
全プラン値下げ&新プラン追加(またはジュニア&らくらくのプランが通常のプランに昇格)といったシナリオも考えられなくはない。
ただ、いずれにしてもこの2年のうちに、端末もついて2,980円/月で運用出来るようにはならないと思います。あくまで個人的な見解です。
ガラケーとの2台持ちでかつる!
心配な点があるとすれば、ドコモショップみたいな窓口がお近くにない、と言うことでしょうか。
とりあえず持っていけばなんとかしてくれるドコモショップと違って、自分で製造番号を確認したりしなければいけません。契約書などしっかり保管しておける人でないと、イレギュラーなことが起きたときに面倒になってしまう可能性もあります。
その辺りは自分で出来るし、機種やこの色じゃなきゃヤダとかいうこだわりはない、という人であれば、「ほぼスマホ」は良い選択肢かもです。ガラケーとの2台持ちでかつる。っていうか、もうLINEがあれば電話もキャリアメールもいらないょ。