たぶん、明日あたり長岡市の各家庭に配布される「市政だより」に掲載されるんだろうと思いますが、今年2012年11月15日(木)に長岡駅にある「タイムカプセル2012号」がオープンされる予定です。

今は新幹線のコンコースにあるらしいですが、昔は長岡駅の1階にありました。小さい頃、十年単位で表示されているカウントダウンは自分には関係ない遠い未来を待ち続けているように思えたものです。
そのタイムカプセルが今年開封されると言うことを知ったのは、歴博の夏期企画展でした。いつの間にか長岡駅の1階から姿を消していたので、自分の中では伝説上の物体となっていました。普段、新幹線使わないし。
そうなると気になるのは、その開封の時間。ググってみたところ、長岡青年会議所のページが出てきました。11月15日(木)の12:00に開封となっていました。いけるかなぁ。また、11月25日(日)にはアオーレ長岡にて、タイムカプセルとその中身が一般公開されるそうです。
タイムカプセル2012号 オープニング事業
~長岡30年の軌跡「夢とロマンと現実」~実施日:
平成24年11月15日(木)
実施時間:
11:30~12:20
実施会場:
JR東日本長岡駅 構内
※当日会場には臨時入口よりご入場お願いいたします。
ただ、タイムカプセルのカウントダウンは中越地震の影響で1日ずれているんだとか。そのため、カウントが「1」の状態で開封されるみたいです。中越地震の影響がこんなところにも出ていたなんて。でも、裏を返せば、30年間、1日しか電源を喪失しなかったって事ですし、それはそれですごい事かと。
「0」になるまで待てば良いんじゃない? と思ったりもしますが、開業日に合わせるんだったら「1」の状態で開封するのも致し方ない。かといって、表示を無理矢理「0」にするってのはないなー、それはないわー。まあ、「1」のまま開封して30年に思いをはせ、見たい人は翌日に「0」表示のタイムカプセルを見れば良いと思うのですが、ところで開封後もカウントダウンて動くの? てか、ゼロカウントの会とかどうですか。タイムカプセル前にござ敷いて飲んだり食ったりしながらゼロ表示になるのを静かに待つという会。青年会議所あたりで企画してください。
そういえば、長岡市は昔の市政だよりをネットで見ることが出来るんだった。ということで、1982年11月あたりの市政だよりを探してみたところ、設置されたばかりのタイムカプセルの写真がありました。カウントダウンが「29年364日」となっているのがかろうじて読み取れます。

昭和57年12月号 第340号
新幹線以外にもニュータウンやテクノポリスの話もちらほらあり、この当時の未来予想図をうかがい知ることが出来ます。市政だよりみたいなのはその時代が色濃く反映されているので見てて面白いです。興味のある方はそちらもどうぞー。
参考
- あと1か月 – 新潟県立歴史博物館友の会のブログ – Yahoo!ブログ
- 長岡市市制100周年eライブラリー
- icoro : 新潟県立歴史博物館 2012 夏期企画展「奇跡の新幹線 -開業、震災、そして30年-」に行ってみた