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話半分で受け取ってください。

とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

「新潟の怪談」の収集始めました。

 icoroは「新潟の怪談」の収集を始めました。皆様からの不思議な話を是非お聞かせください。

博物館の怪談
2011年に新潟県立歴史博物館で開催された企画展「博物館の怪談」より。

 夏になると思い出す、怪談企画。(そして、冬になる頃にはすっかり忘れている。)

 かつてはこの時期になると、毎日のようにテレビで心霊特集が組まれていたような気がします。親戚が揃った祖母の家で、昼間は「おもいッきりテレビ」の「あなたの知らない世界」を見て、夜はまた別のチャンネルの心霊写真特集を見る。番組の途中で家に帰る時間になり、家に着くまでのほんの数分の道のりをなんともいえない気持ちで車にゆられたものです。
 家に着いて「さあ、続きを見よう!」とテレビをつけるのですが、家のテレビで見る心霊特集は、祖母の家でみんなで見ていたときに感じていたあのわくわく感が失われてしまっていて、あまり面白く感じなかった記憶があります。

 ただちょっとそんなことを思い出しただけです。

怪談を収集する理由

 さて、怪談の収集をしようという人間がこんなことを言うのもなんですが、岡本は「怪談」というものにとんと縁がありません。
 これまでに「ちょっと変だな」と思ったことは2つだけ。そのうち1つは怪談と言うにはあまりにもお粗末なので、実質的には1つだけです。それについてはこの機会にテキストにまとめようかとも思っていますが、まあ、勘違いの可能性も捨てきれません。そのため、怪談のたぐいは、「信じていないわけではないけれども、特別信じているわけでもない、あえてどちらかといえば信じていない方」という感じです。
 最近は、たまーにテレビでやってる心霊特集も、その心霊映像の作り方や作った意図を考えながら見ている始末です。

 では、なぜ怪談を収集するのか。

 それは「怪談」という形で、何かがそこに隠されているような気がするからです。闇の中の気配に名をつけて縛ることで、その恐怖をコントロールするように、現在、「怪談」として語られている話も、見方を変えると別の何かが見えてくるんじゃないか? と思うのです。本物の幽霊か枯れ尾花か、あるいは幽霊に化けた狐か。

 大抵のものにそれらしい解釈が与えられている現代において、怪談というものは数少ない謎であると思います。怪談は一種の禁忌(タブー)です。それは単純に触れてはならないものなのかもしれません。しかし、たとえば「なまはげ」のように、その恐ろしい形相の下に本当の顔が隠れていることもあるかもしれません。
 怪談を収集することで、そういった新しい側面が見えてきたらと思います。

募集要項

 自分が体験した話、友人が体験した話など、新潟に関連する怪談であればなんでもかまいません。また、「怪談」だからといって必ずしも「怖い話」である必要はありません。その時は何とも思わなかったけど、今考えるとちょっと不思議だな、と思っていることなどがありましたら、是非お寄せください。お友達やお知り合いにも「怪談を収集してるとこがある」とお伝えいただけたら幸いです。

 皆様からお寄せいただいたお話は加筆・編集を加えてicoro上で公開したりする場合がありますので、その点、ご了承ください。
 話の利用法については他にも考えていることがあるのですが、そちらはまだ考えているだけなので、まとまったらまたお知らせしたいと思います。

応募

 応募は以下のページからお願いします。連絡先については必須ではありませんが、お寄せいただいたお話について連絡を取る場合もあるかもしれませんので、なんらかの連絡手段をご記入いただけるとありがたいです。

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