最近、icoroではAndroidアプリ開発のための勉強会を行っています。聞くところによるとAndroidアプリは基本、Javaで開発すると言うことなので、とりあえずJavaの勉強をするところから始めております。で、Javaの勉強をする上で参考にした書籍などを途中経過としてあげておきたいと思います。
勉強会は今のところ、プログラミング経験者である岡本がプログラミング未経験者の関根に講義する形で進行中。オブジェクト指向とか、改めて説明するとなるとなんか難しい。
かくいう岡本もプログラミング言語はPHPとjavascript、あとはかなり昔にBASICとApple script(それも日本語のヤツ)をいじった経験くらいしかないので、とりあえず、Javaってなんですか? という所からスタートしています。
で、とりあえず図書館にあった一番簡単そうなJavaの本を借りました。その名も「やさしいJava」。
これは結構良かったです。半日くらいでざっと読んで、だいたいJavaが分かった気になれました。内容としては、
- Javaってなんぞ
- 変数とか演算子とか配列とか
- 条件分岐と繰り返し
- クラス関係のもろもろ
- 例外処理、スレッド、アプレットなど
という感じです。他の言語の下地がある人なら、これで結構分かった気になれるのではないかと思います。
ArrayListについて書いてない
Javaの配列って一度作っちゃうとサイズを変えることが出来ないんですって! おくさん! PHPとかJSなんかで配列をごりごり可変させてた自分からしたら、サイズ変えられないなんて目から鮫肌!(特に意味はない。)
「じゃあ、そういうコトしたいとき何使うの?」と調べたらArrayListというものを使うらしい、という情報が出てきました。連想配列使いたいときはまた別の物を使うらしいです。(えー? なんかめんどくさくない?)
ただ、この本には「割と使うんじゃないかな?」と思われるArrayListについては書かれていません。ArrayListについては続編の「やさしいJava 活用編」に書かれていました。(本屋で立ち読みした。)
「じゃあ、次は活用編を借りようかな」と思ったのですが(買えよ)、本屋で立ち読みした限りでは(買えよ)、どうも活用編はSwing中心で書かれているようでした。Pure Javaで開発したい人には良いと思うのですが、Andoroid開発で必要になる程度のJavaの使い方を学ぶにはちょっと余計な情報が多くなってしまう気がします。
Javaシリーズ結構良いかも
他に良い本はなかろうかとJavaコーナーを検索したところ、「Java 1 はじめてみようプログラミング」という本がありました。「Java 2 アプリケーションづくりの初歩」はその続編。
内容は「やさしいJava」とほぼ同じ感じ。てか、「Java 1」の全部と「Java 2」の半分くらいは「やさしいJava」でカバーされています。
ArrayList(というか「コレクション」?)については「Java 2」の方に記述がありました。「Java 2」には他に入出力やネットワークについての項目もあるのですが、Androidで開発する場合、その辺はAndroidのAPIを使う事になる予感。あと、こっちの本は「やさしいJava」よりも薄くてちょっと安いです。
なので、ArrayListについてはネットやTry&Errorで勉強すればいいや、という人は「やさしいJava」(活用編を除く)を購入すれば十分かも。この本は結構売れているようなので、中古もいっぱい出てそう。
ArrayListまで欲しければ「Java 1・2」をまとめて購入しちゃうのが良いかも。こちらの本はまだ出たばかりのようなので、中古はあんまり出てないかも。
「やさしいJava」だけ購入することにした
いろいろ考えた結果、今後も役に立ちそうなので「やさしいJava」を購入することにしました。(中古で。)
「java 2」の方は、その後の様子をみて購入するかしないかを考えたいと思います。コレクションだけならネットに出てる情報だけでもなんとか出来そうな気がするので。ダメだったらまたその時考えます。。
そんな感じで現在Javaを勉強中です。