先日開通した「日本海沿岸東北自動車道」の荒川胎内IC-神林岩船港ICですが、NEXCO東日本のサイトでは全く触れられていませんでした。はて、もしかして管轄が違うのかな?と思って調べてみました。やっぱり管轄が違いました。ややこしいなぁ。。
調べてみて分かったのですが、現在、高速道路には「NEXCO管轄区間」と「新直轄区間」があるそうです。
「NEXCO管轄区間」はその名の通り、高速道路会社が管轄する区間。「高速道路」と言えば、多くの人はNEXCO管轄区間を想像すると思います。
もう一つの「新直轄区間」は、国と地方自治体が費用を負担し、国土交通省地方整備局が整備する高速道路です。ちょっと前にちょっと話題になった高速道路無料化ですが、新直轄区間はもともと無料です。基本的には「ここぉ、あんまり通りなさそうだしぃ、料金収入的にはキビしぃカンジぃ?」と言うような区間が新直轄で整備される事が多いようです。
そして、今回開通した荒川胎内IC-神林岩船港ICはその「新直轄区間」です。新直轄区間なので無料で利用出来ます。(無料って事は、料金所的な何かはないのかな?)
そんなわけで、開通のプレスリリースも「国土交通省 北陸地方整備局」にありました。同じ「高速道路」なのに、管轄がバラバラというのは調べる方としてはちょっとめんどくさい。。
この度、日本海沿岸東北自動車道の荒川胎内IC~神林岩船港IC間(延長:7.1km)が平成22年3月28日(日)15時に開通することが決まりました。日本海沿岸東北自動車道(荒川胎内IC〜神林岩船港IC)開通のお知らせ〜開通時間及び開通式について〜
これに先立ち当日午前10時より、以下のとおり開通式典を行います。
さて、それに加えて、6月からの高速道路無料化社会実験では新潟JCT-荒川胎内IC間が無料となります。
つまり、6月からは新潟JCT-神林岩船港IC間が無料になると言うことです。これは村上市にさらに行きやすくなりそう。(でもJCTをまたいだ走行の場合、どういうふうに料金を計算するんだろう?)
今年(2010年)中には「朝日まほろばIC」まで開通予定らしいです。これからはどんどん山形方面に行きやすくなるのかも?