電気屋の広告には「2011年7月にアナログ放送は終了します」という文句と共に数万円の地デジ対応の液晶テレビをオススメしています。
そんな様子を見ていると、もう新しいテレビを買わないとテレビが見られなくなるような気がしてきますが、実際のところ、5,000円くらいかければ今見ているブラウン管テレビでも地デジは見られます。
その方法とは。
何かすごい裏技が出てきそうですが、別に難しいことはありません。電気屋で「地デジチューナー」を購入して、アンテナと今使ってるテレビの間に噛ませるだけです。
地デジチューナーとはこんなちょっと前のDVDプレイヤーみたいな形のものです。
電気屋のチラシにはあまり地デジチューナーが出ていることはありませんが、テレビコーナーの片隅でひっそり売られてたりします。
電気屋としては、数万円の新しいテレビが売れた方が、5,000円の地デジチューナーが売れるよりも売上が上がりますし、その上、液晶テレビの方が古いテレビよりも「エコ」だという売り文句が使えて、売りやすいのだと思いますが。
昔に比べれば綺麗になった液晶ですが、聞いたこともないメーカーの安い液晶テレビに比べたら、聞いたこともないメーカーのブラウン管の方がずっと綺麗な映像が見られます。
店によっては実際に地デジチューナーを使ってブラウン管のテレビで地デジを映しているところがあるので、確認してみると良いと思います。
そんなわけで、「テレビ買えなきゃかなぁ。まだこのテレビ使えるんだけどなぁ」と思っている人は、とりあえず「地デジチューナー」を購入するというのも1つの手ではないかと思います。そのテレビがダメになる頃には、新しいテレビが今よりも安く買えるようになっているだろう事を期待して。