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2010年元旦に部分月食があるらしい!

 2009年は部分日食で盛り上がりましたが、2010年は、なんと元旦早々、部分月食があるそうです。新年早々、こんな天文イベントがあるとは!

さらに今年は、初日の出の前にもう1つ、天文現象があります。除夜の鐘を聞いて初詣をすませた帰り道に、西の空で部分月食を見ることができます。欠け具合はわずかですが、新年の運試しという意味でぜひとも見ておきたいところです。
【特集】2010年の初日の出と月食を見よう

 部分月食は2010年1月1日に西の空で観測することが出来ます。スケジュール(?)は以下の通り。

2010年元旦の部分月食
国立天文台暦計算室 月食各地予報
  • 2:15.3 半影食の始め
  • 3:51.6 部分食の始め
  • 4:22.7 食の最大
  • 4:53.8 部分食の終わり
  • 6:30.1 半影食の終わり

 「半影食」は、地球が作っている影の一部に月が入った状態です(月側からすると、地球によって太陽の部分日食が起きている状態)。光の強さがちょっと変わりますが、その変化は注意して見ないと分からないくらいなので、普通に空を見上げていても気がつかないかもしれません。
 また、メインの部分月食も最大食分は0.082(8.2%)なので、双眼鏡などで観察していないとほとんど分からないかも。。

 ちなみに、2009年にあった日食の食分は0.686(68.6%。新潟の場合)でした。

 今年あった日食に比べると派手さはないですが、天文イベントには間違いない!年の初めから月食 to 初日の出の天文イベントコンボ。しかも、2010年は元旦の月食も入れると合計で3回の月食がある年でもあります。これは外せませんね!

・2010-01-01 部分月食(日本で見える、最大食分0.08)
・2010-06-26 部分月食(日本で見える、最大食分0.54)
・2010-12-21 皆既月食(日本で見える、月出帯食)
2010年までの天文現象:国立天文台

 話が変わりますが、最近はゲーム機でも天体観測が出来るんですね。。天文ショーの予習に利用してみてはいかがでしょうか。

てか、これ、いいな。買おうかな。。

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