9/24に供用を開始した本線直結型スマートIC「長岡南越路スマートインターチェンジ」。全国で2番目説と3番目説が。調べてみました。
通常のスマートICはPAやSAに接続して本線に入りますが、本線直結型はその名の通り、PA・SAを経由せずに直接本線へ入ることができます。直結型はまだ少なく珍しいとのこと。全国で2番目と聞いたのですが。
高速道路に直接出入りできるETC(自動料金収受システム)専用のスマートICでは全国2番目の「長岡南越路スマートIC」が24日、関越道・越路バス停(新潟県長岡市浦)近くに開通した。長岡南越路スマートIC開通 新潟 – MSN産経ニュース
当インターは常磐自動車道の水戸北スマートインターチェンジ、東北自動車道の白河中央スマートインターチェンジに次いで全国3か所目の本線直結型スマートICとして開設された。長岡南越路スマートインターチェンジ – Wikipedia
1番最初はどこ?と思って調べはじめたところ、全国で3番目と書かれたところもあったり。東北自動車道の「白河中央スマートインターチェンジ」が2番目という説がある模様。というわけで調べてみました。
「白河中央スマートIC」は国土交通省より、平成19年9月21日に社会実験が採択、実施が決定となり平成21(2009)年8月8日より供用開始。
「長岡南越路スマートIC」は平成20年1月4日に採択、実施決定、その後平成20年度中の供用を目指していたようですが、着工や工期の遅れがあり21(2009)年9月24日に供用開始されました。
社会実験の採択時期の差かと思ったのですが、採択時期、そして開通時期ともに「白河中央スマートIC」が先。じゃあなぜ2番目説が??
どうやらこれは社会実験という制度にあるようです。
社会実験とは、スマートICを設置することによる効果や課題などを本格導入に向けて把握すること。この社会実験の期間を経て本格導入(恒久化)が決定となるそうです。
今までは社会実験期間がないと本格導入はできなかったようですが、2009年春の制度改正により「長岡南越路スマートIC」は社会実験を経ずに恒久化することが決定。一方「白河中央スマートIC」はまだ社会実験期間中なので、この点から見ると「長岡南越路スマートIC」は本格導入されている全国で2番目のスマートICとなります。
ちなみに一番最初に作られた「水戸北スマートIC」は平成21年3月31日に社会実験期間は終了しています。なので文句なしの全国初の本線直結型スマートIC。
というわけで「長岡南越路スマートIC」は本格導入しているという点から見ると全国で2番目、供用開始時期から見ると全国で3番目ということになるようです。やっぱり開通した時期の方が説得力がありそうなので3番目という感じがします。
うーん、わかりにくい。日本海側初が一番丸く収まりそうですね。。