新潟市江南区の織物「亀田縞」(かめだじま)を使った新商品のアイディアや活用方法を募集しています。藍(インディゴ)染めで、縞模様がきれいな織物です。
江南区の伝統工芸品である亀田縞を利用した,新商品,商品アイディアや活用方法を市民の皆様から募集します。新潟市 – 江南区 亀田縞商品アイディア募集
優秀作品に選ばれた方には,亀田縞の記念品を差し上げます
江南区の伝統工芸品「亀田縞」とは。
「亀田縞」の起源は享保年間とも寛政年間とも云われ,水と泥に強い農家の自給用として織られていた機能的な織物で,独自の縞模様が評判となりました。大正期に全盛期を迎えましたが,その後一般大衆向け着尺にとって代わられ,一時その歴史に幕を閉じました。
しかし近年,郷土資料館に残る「縞見本帳」や産地に保存されていた布や台帳を頼りに,出来るだけ忠実に,そして以前には無かった天日干し加工を施すことで,柔らかく肌触りのよい織物として「亀田縞」が復活しました。
特色としては,手触りの良さと藍(インディコ)で織られた美しい紋様です
縞模様が美しいだけでなく、農作業時に使えるよう水や泥に強い丈夫な織物とのこと。それが作られるに至った背景があるものっていいですね。一度途絶えてしまったようですが平成になってから2人の職人によって復活。改良が加えられ、より手触りの良い織物になったとのことです。
様々な種類の縞模様があるようです。基本は藍染めのようですが明るい色もある様子。「亀田縞」を復活させた職人の一人、立川さんの会社「立川織物」のサイトにて織物の柄や今ある商品を見ることができます。
「亀田縞」を使った風呂敷(バッグ)やお弁当包みも販売されているようです。これかわいい。欲しい。
すごくおしゃれだなぁと思ったらこの風呂敷は「F/style」(エフスタイル)というデザイン事務所がプロデュースしたものでした。デザイン提案から販路の開拓までを一貫して行っているとのこと。県外のお店やサイトで販売されている理由がわかり納得。
応募資格は新潟市民および市内に勤務している方。地元での認知度を上げるとともに、地元に密着した製品を目指しているのかも。
いいアイディアや商品が思いついた新潟市の方は応募してみては?
亀田縞の新商品・商品アイディア・活用方法の募集要項
応募締切 | 平成21(2009)年9月30日(水)必着 |
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応募資格 | 新潟市民及び新潟市内の事業所等に勤務している方 |
応募規定 | 応募は1人2点以内 応募用紙は江南区役所、江南区内出張所、連絡所に設置。サイトからダウンロードして利用、また任意の用紙でも応募可。 |
応募方法 | 商品アイディアや活用方法の場合は、絵または説明文(企画書)で応募。 新商品で製品の場合は、製品の写真(3-5枚、全体及び大きさがわかるもの)と説明文で応募。※現物の送付は不可 |
賞・賞品 | 優秀作品を5作品選出。順位はつけない。 優秀作品に選ばれた人には亀田縞の記念品を贈呈 |
発表 | 区役所だより、江南区ホームページ、区内のイベントで発表予定 |
問い合わせ、応募先
所在地 | 〒950-0195 新潟県新潟市江南区泉町3-4-5 |
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窓口受付時間 | 8:30-17:30 |
TEL | 025-383-1000(内線4808・4809) |
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