新潟県が「利用者直接受信型衛星ブロードバンド」というサービスの導入支援。県で「利用者直接受信型衛星ブロードバンド」に対する独自の補助制度を創設するのは全国初の試みらしいです。
県では、平成21年春からサービス開始が予定されている利用者直接受信型衛星ブロードバンドの導入を支援し、平成21年度でのブロードバンド空白地域の解消を目指します。
「利用者直接受信型衛星ブロードバンド」とは、要するにパラボラアンテナを使って衛星経由でインターネットが出来ると言うサービスのようです。衛星を利用するので、ADSLや光回線のように回線の工事をしなくても、パラボラアンテナを設置することでインターネットが利用できるようになります。
通信速度は1-2.5Mbpsなので、ブロードバンドとしてはやや遅い印象(ちなみにADSLは1-50Mbpsくらい、光は100Mbpsくらい)。ですが、普通にウェブサイトを見たり、メールを送受信するくらいなら1Mbpsくらいでも良いんじゃないかと思います。
補助の対象となるのはFTTH(光回線)やADSLなどのブロードバンドサービスが利用できない地域。補助額は費用の半額(ただし最大5万円まで)。
平成21(2009)年度当初予算に補助の予算が計上される予定で、実際に補助が提供されるのは平成21(2009)年春頃のようです。
インターネットを使える人がいるいないはともかく、インターネットに接続できる環境を用意しておくことはとても有意義なことだと思います。