田上町にある越後豪農の館「田巻邸椿寿荘」へ行ってきました。
まずは売店、建物編。
新潟県立植物園へ行くときに椿寿荘の前を通るのですが、今回初めて行ってきました。建物も庭も素晴らしかったです。
国道403号沿い、三条市側から行くと左手に見える青い看板が目印です。駐車場に看板が立っています。
入り口前にも三角看板が立っていました。椿寿荘の看板というよりも売店(田上町特産品販売所)の看板。
駐車場から見える塀に蔦紅葉が絡んでいました。素敵な風景。
道路と塀の間に立つ大きな木。パンフレットによると、その昔、家の前にあった街道は見事な欅が連なる並木道だったとのこと。そのときの名残りの一本なのかもしれません。
入り口。門になっていてとても立派です。
入ってすぐのところにマンホールの蓋が展示されていました。椿寿荘とあじさいが描かれています。
売店があり、入館券はここで買うようになっています。中を見ずに売店だけの利用も可能です。
田上町の特産品がたくさんありました。ジャム、お菓子、日本酒、椿寿荘にちなんで椿が描かれた焼き物などなど。思ったよりもお土産が充実していました。
田上町の特産品をお土産にしたいときは是非ここの売店でどうぞ。
苔玉。お好きな皿付きで1,500円。いろんな種類があります。庭を見た後に欲しくなってしまう一品。
鬼瓦が置いてありました。とても大きいです。
大正3年(1914年)の椿寿荘建築後、ずっと使われていた鬼瓦。平成5年に修復作業が行われた際に新しい鬼瓦に変えたため、古い鬼瓦は地面に置いて展示しているようです。
曲線が使われていて柔らかい印象です。屋根の上とは違い、近くで見ることができるので良いです。
薬医門。この門を抜けた先に玄関があります。
玄関を入ったところにある衝立。八方睨みになっています。衝立の前を行ったりきたりしてみたり。どこに立っても見られています。
廊下は板張りではなく、畳張りになっています。
玄関に活けてあった花。豪華です。
来客用の風呂。ヒノキの香りがしました。
塗りのトイレ。使うことは出来ません。
意外にモダンな灯り。
外の風景が揺らいで見える古いガラス窓。
写真ではわかりにくく、撮るのが大変でした。
その2に続きます。その2は床の間や欄間などの見所、土縁について書きます。
豪農の館 田巻邸 椿寿荘
所在地 | 新潟県南蒲原郡田上町大字田上丁2402-8 |
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開館時間 | 9:00-16:00 |
休館日 | 年末年始 |
入館料 | 大人 300円 小中学生 200円 |