![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3599/3436517237_279d1502cd.jpg)
いつか乗ったことのあるような、でも、乗ったことのないような、あの弥彦のパノラマタワーに載ってみました。
弥彦山の山頂より高く、空に向かって一直線に伸びるパノラマタワー。そんなパノラマタワーに乗ってみました。
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3408/3437317840_04ac36cdf3.jpg)
そういえば、弥彦山って国定公園内なんですよね。
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3406/3436514551_a0da851dae.jpg)
パノラマタワーの入口。発車時刻はとくに決まっていないようで、行ったらすぐに乗れました。平日の昼間と言うこともあり、他に乗る人もおらず、貸切状態でした。
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3641/3436514683_0abda5f399.jpg)
車内にはうっすらと機械油のにおいが漂っています。20年くらいタイムトリップをしたような内装がたまりません。中は外から見た感じよりも狭い印象。
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3559/3437318430_e2ed3abed2.jpg)
くるくると回りながら、タワーの先端まで向かいます。乗車時間は8分ほど。
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3325/3436511433_47041aa526.jpg)
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3664/3437322006_c029cb1e71.jpg)
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3145/3436515537_2e4b167c78.jpg)
上にあった展望食堂がどんどん下になっていきます。意外と高い。。スムーズに上昇していく感じではなく、「ゴロッ、ゴロッ」というような怪しい振動をしながら、しかもたまにケーブルがタワーにぶつかるような音を響かせながら上昇していくので、なかなかスリリングです。そのうち滑り落ちるかタワーがへし折れるかするんじゃないかという恐怖が味わえます。
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3591/3437322188_5cba638685.jpg)
駐車場も遙か下に。
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3332/3437324058_b50fe23496.jpg)
この日は佐渡がよく見えました。
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3598/3436513125_cb8faa8ac8.jpg)
越後平野を一望。弥彦山頂から望むことも出来るのですが、どうしても木が邪魔になってしまうので、こんなにクリアな視界で眺めることが出来るのはロープウェイかパノラマタワーくらいだと思います。
タワーの頂上に着くと、しばらくの間、頂上にとどまって回転するようです。景色の良さとスリルのバランスが絶妙。
![弥彦のパノラマタワー](https://live.staticflickr.com/3603/3436516045_a87dd534d0.jpg)
お姉さんが添乗しますが、とくになにかガイドをしてくれるわけではないようです。
そんなわけでパノラマタワー、なかなか楽しかったです。
弥彦山よりも高く、越後平野を眼下に。高慢ともとられそうなその自信にあふれたパノラマタワーは、経済大国への道を駆け上っていった70年代の日本を象徴しているようにも思えます。
今となっては、そんな一生懸命な姿がダサく見えたりもしますが、一度乗ってみれば、これはこれで悪くないもんだ、と思えると思います。