※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

わかりにくいETCの割引をまとめてみた

 時間帯などで割引率が大きく変わるETC。ちょっとわかりにくいので、一覧にしてみました。ついでに「マイレージサービス」についてもちょこっと。

 使い方によってはものすごくお得なETCの割引ですが、情報が分散気味で、いまいち分かりにくかったりします。というわけで、まとめてみました。

時間帯割引率(条件)
0:00-4:00(深夜割引)40%
6:00-9:00(通勤割引)50%(100km以内。1日1回のみ)
17:00-20:00(通勤割引)50%(100km以内。1日1回のみ)

 「通勤割引」は、時間帯内での入出があることが条件ですが、「深夜割引」は対象時間帯に走行していればOKというのが大きいですね。しかも、距離数の制限も利用回数の制限もありません。
 たとえば、14日の21:00に高速に乗って、15日の0:00に高速を降りても40%引き。14日の23:00に高速に乗って、翌日15日の23時に降りたとしても、料金は40%引きということになります。これは意外と使えるかも?

 これに加えて、社会実験として「平日夕方割引」が行われています。

時間帯割引率
15:00-17:00(祝日を除く月曜から金曜)30%

 新潟県内の「平日夕方割引」対象区間は以下の区間です。

  • 新潟中央JCT-中条
  • 中之島見附-新潟中央JCT
  • 安田-新潟中央
  • 米山-糸魚川
  • 上越高田-上越JCT

 そして、ついでに「マイレージサービス」。

 マイレージサービスに申し込んでおくと、利用料に応じてマイレージが貯まります。ETCカードとマイレージサービスは別物なので、ETCカードとマイレージサービスは別で申し込む必要があります。(ETCカードを作るとカード会社の方で申込みをしてくれる場合もあります。)
 マイレージサービスに東/中/西日本高速道路株式会社の場合、50円につき1ポイント貯まります。貯まったポイントは、無料通行分として、使用することが出来ます。

ポイントの交換単位還元額(還元率)
100ポイント200円分(4%)
200ポイント500円分(5%)
600ポイント2,500円分(8.33%)
1,000ポイント8,000円分(16%)

 還元の申請は「ETCマイレージサービス」のウェブサイトですることが出来ます。
 「えー。いちいちウェブサイトいって、申請するのはめんどくさいなぁ」と言う人(自分もそうですが)。
 初期設定では「ポイント自動還元サービス」がONになっているのでいちいちウェブサイトに行く必要はありません。ポイント自動還元サービスは、ポイントが1,000ポイントに達すると、自動的に還元してくれるサービスです。
 もちろん、自分で任意のポイントを還元することも出来ます。

 もっとも、1,000ポイントためるには、5万円も使わないとなので、ヘビーユーザーでないとそうしょっちゅう還元されることはないと思うのですが。

 ちなみに、このポイントには有効期限があります。残念なことに。
 気になる有効期限は最大2年。「最大」というところがポイントです。

ポイントの有効期間(還元額(無料通行分)に交換できる期間)は、最大2年です。
(ポイントが付いた年度(4月〜翌3月)の翌年度末までとなります。)  例えば、平成19年10月20日に付いたポイントの有効期限は、平成21年3月末までとなりますので、それまでに還元額(無料通行分)への交換をお願いします。
ETCマイレージサービス

 つまり、2008年4月についたポイントも、2009年3月についたポイントも、再来年2010年4月1日に失効すると言うことです。

 というわけで、ポイントの有効期限は最短1年とも言えます。コンスタントに高速道路を利用する方にはあまり関係はないですが、年度末にしか高速を利用しないという人にとっては、ちょっと微妙かも。そんな人、いるのかわかりませんけど。

 まあそれでも、時間帯での割引をうまく使えばなかなかお得です。数年以内に高速道路の利用料が無料になったりしなければ、車載器分の元はすぐにとれるので、ETC、つけておいて損はないと思います。

関連リンク

関連する記事