前々から、前を通る度に気になっていた「今泉博物館」。ネットで調べたらパプアニューギニアの民族資料を展示しているらしいことが判明。なぜ、新潟でパプアニューギニアなのか。謎が謎を呼ぶ。
というわけで、行ってみました。
「南魚沼市立今泉博物館」は、旧・塩沢町の国道17号沿いに存在します。
国道17号線を湯沢方面へ南下していると、左手に現れる「今泉博物館」の看板。
広大な敷地に今泉博物館であろう、大きな建物が立っている姿も見えます。前々からこの道を通る度に目にしていたのですが、入ったことは一度もありませんでした。
よくよく看板を見れば、下の方に「パプアニューギニアの民族資料」という言葉があるのですが、車で通りすぎるときにパッと見ただけでは、一体何を展示しているのか、よくわかりません。時期によっては車もほとんど止まっていなかったりするので、やっているのかやっていないのかもよく分からず、謎に思っている人も実は多いのではないでしょうか。
ところで、この雪深い土地にあって「なぜパプアニューギニアなんだ?」という疑問をほとんどの方が持つと思いますが、
今泉隆平(いまいずみ りゅうへい)館内の御案内
南魚沼市(旧塩沢町)出身。旧石打村長を経て所沢市に移る。故郷の文化の向上と発展を願い、多額の浄財を寄付。当博物館はその浄財により建設された。塩沢町名誉町民章受章。平成9年3月、89歳で没す。今泉氏のコレクションであった、パプアニューギニアの民族資料と世界の人形を塩沢町に寄贈。
というわけで、つまり、元々は趣味で収集していたものらしいです。趣味でもマイナーでも、日本一の収集数というのはなかなかすごい。
館内は撮影禁止なので、写真はナシです。正直、「なんでパプアニューギニアなんだ」と思っていたのですが、パプアニューギニアと縄文時代とのつながりなんかを示唆する展示などがあって、これはこれでなかなか興味深いものがあります。
多くの仮面もあって、こちらは、同じく旧・塩沢町出身の太田南沼(おおた なんしょう)が収集したもの。(塩沢の人って、変なもの収集するのが好きなんでしょうか…)
チケットはポップでラスタなカラーで、あんまり博物館っぽくないです。チケットに書いてある名前が、「塩沢町立」となっているのはご愛敬。ちなみに、チケットの後ろにあるのは今泉博物館のパンフレットです。
南魚沼市立今泉博物館
所在地 | 〒949-6363 新潟県南魚沼市下一日市855 |
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開館時間 | 9:30-17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月・火曜日(祝日の場合は火・水曜日。8月は月曜日のみ休館) 12/29-1/31 臨時休館有 |
TEL | 025-783-4500 |
FAX | 025-783-4883 |
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