糸魚川市に伝わる「バタバタ茶」がペットボトル入りで「越後糸魚川のバタバタ茶」として発売されたそうです。
糸魚川市の市民グループが同市に昔から伝わる伝統的なお茶「バタバタ茶」をペットボトルに詰めて商品化、「越後糸魚川のバタバタ茶」として21日から同市内で販売を始めた。
バタバタ茶とは。
糸魚川に古くから伝わる「バタバタ茶」は、煮出したお茶にごく少量の塩を入れ、茶筅で泡立てて飲むという珍しい風習です。同じような喫茶形態は、全国でも数例しか現存していません。バタバタ茶はたて茶(振り茶)とも呼ばれ、そのユニークな名前の由来は、お茶をたてるときの音、または朝のあわただしくバタバタしたときにたてることから名付けられたと伝えられています
糸魚川の他、全国に何ヶ所かこのような泡立てて飲むお茶があるそうです。
バタバタ・・・と竹製の茶筅(ちゃせん)で音を立てながら泡立った番茶(黒豆や青葉、茶花など)をいただく「バタバタ茶」は珍しい振茶(ふりちゃ)の習俗の一つです。全国的にみても現在残っているのは沖縄県(ブクブク茶)、島根県(ボテボテ茶)、富山県(バタバタ茶)。新潟県内でも糸魚川市のみに残っています。
他の地域のものも茶筅で泡立てて量を増し、米や豆、漬物などを入れて塩味を加えるのが特徴のようです。糸魚川に伝わるバタバタ茶は少量の塩を加えるそうです。
飲み方はキャップをあけ、数口飲んだ後、キャップを閉めて十数回振って泡立てて飲むそうです。ペットボトルの特性を活かした商品です。
お茶の香ばしさとほのかに塩気があるそう。泡立てることによりまろやかな味になるそうです。
ファンタの「ふるふるシェイカー」のような一品。これは楽しそうです。飲み方の珍しさからも人気がでそうです。
価格は350ミリリットル入りで、130円と安いです。糸魚川観光物産センターや糸魚川市内のスーパーで販売しているそうです。今回は2,000本作られたそうですが、好評なら増産されるのかも。
糸魚川方面へ行った際にはお土産にどうぞー。新潟の新しいお土産になりそうです。
私は絶対買います。買いたい!振りたい!飲んでみたい!
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