火焔土器の巨大オブジェを追う短期集中連載。今回は馬高遺跡。
新潟県立歴史博物館のすぐ近くにある馬高遺跡(というか、馬高遺跡のすぐ近くに歴史博物館が作られたという認識の方が正確ですが)に火焔土器のオブジェがあります。
以前は公園になっていたのですが、現在は整備中なのかなんなのか、何年もずっとこんな状態です。
で、肝心の火焔土器のオブジェは駐車場のところに無造作に置かれています。
こんな感じで。
以前は公園の真ん中に、土台の上に乗った状態であったのですが、今はこんな有様です。ちょっと寂しい。
ですが、下に下ろされているおかげで、なかなか見られない火焔土器のオブジェの中を見ることが出来ます。
中はこんな感じでした。オブジェをつり上げるためと思われるフックがありました。なるほど。土台の上に設置された状態ではオブジェの中は見られないのでこれで良いのかもしれません。
「馬高保存会」により、1988(昭和63)年5月に建立されたようです。意外と古い。
火焔土器の発掘された馬高遺跡。一応、こういう風に整備しようという構想は存在している模様。今は、サラリーマンの昼寝場所となっていますが、ちゃんと火焔土器の出土した場所として整備が進めば(当たり障りのない公園などではなく)、火焔土器の好きな人など、コアなファンを呼ぶことが出来るのではないかと思います。