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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

継之助記念館の記事、鋭意作成中。

 代表取締役 兼 鞄持ちの岡本です。

 先日、icoroに関して2点ご意見をいただいたので、今回はそれの回答方々、考察など。

 まずひとつめ。

 せっかく写真を載せられるんだから、階段とかトイレなんかの写真や情報がもっとあるといい、というご意見。これは良いところを突きますね。うちはバリアフリーやアクセシビリティなんかにも力を入れているので、是非、採用させてもらいます。

 ところで、バリアフリーとか、ユニバーサリティとか、アクセシビリティとか、ユーザビリティとか、これに該当する良い日本語ってないんですかねぇ??この言葉自体、日本人に対するユーザビリティに欠けていて、これによりウェブサイトのバリアフリー化が難しく、結果としてアクセシビリティが下がってるような感じがするのですが。(なんのこっちゃ。)

 ふたつめ。

 現在、icoroの副題は「地図で探せる新潟の観・食・遊[ミ・ショク・ユウ]」となってます。これについて、

 最近は年配の方で史跡などを回る人が増えている。そう言うことを考えると、ここは「遊」というより「学」というような文字を入れた方が良いのではないのか。

というご意見。

 これ、実は副題を付けたときからずっと気にはなっていたところでして。やっぱり良いとこ突くなぁ、と思ったわけです。で、検討してみたのですが、「学」だと印象が硬すぎるのです。言葉のゴロもあんまり。印象としては「学」と「遊」の間くらいのがあれば良いなぁ、と思うわけで。そんな文字を探して「考」「感」などの候補が出てきました。

 ところで、今ちょうど河井継之助記念館の記事を書いています。それで、ふと気がついたのですが、河井継之助関係の資料には「遊学」とか「西遊」とか、結構「遊」って字が使われてるんですよねぇ。でも、「西遊」といっても、別に継之助は遊んでたわけではなく、勉強してたのです。まあ、結構遊んでもいたのでしょうが。
 じゃあそもそも「遊」って字はなんなのよと、学研漢和大辞典を調べてみました。

【遊】
(1)決まったところにとどまらず、ぶらぶらする。旅をしてまわる。一定の住まいや定職のないさま。
(2)すきなことをして気らくに楽しむ。

 「遊」というと、(2)のような、なんか堕落したイメージが強いのですが、「遊学」とか「西遊」なんかは「旅して回る」という意味合いがあるのですね。

 そう考えると、やっぱり「遊」でいいのかなぁ、なんて思います。あちこちぶらぶらと「遊」んで、「観」て、「食」べてもらえたらと思います。観・食・遊。まあ、子供のころは遊ぶのが勉強なんていいますし、大人も遊びながら勉強したらいいんじゃないでしょうか。勉強って言うと耳を塞ぐ大人は多いですけど、机の上で鉛筆舐めてるばかりが勉強ではないですし、テレビゲームやパチンコばかりが遊びではないのです。

 というわけで、結局、「観・食・遊」はそのままになってます。ただ、今日からicoroの「遊」という文字は、勉強するという意味を含んだ「遊」になってます。

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