ついに我がもとにイオンゴールドカードが召喚されてきた!
イオンゴールドカードは年会費無料!
通常、クレジットカードをゴールドカードにアップグレードするには数千円から数万円の年会費を支払うというものが多いです。
一方、イオンカードの場合は普通のイオンカード(年会費無料)を年間100万円以上利用するとゴールドカードにアップグレードする権利が得られるという独自の仕組みになっています。しかもゴールドになっても年会費無料のまま! なんと家族カード(もちろんゴールド)も無料!
100万というと多い感じがしますが、月平均8.4万円と考えれば、まあなんだかんだ逝ってしまう額に思えます。日々のいろんな支払いをイオンカード一本にまとめれば、もはやゴールドカードは約束されたようなものだ!
累積80万円説もある
ちなみにイオンゴールドカードの昇格基準には金額のほかに(明らかにはされていないが)決済回数なども加味されているらしく、累積80万円くらいでもゴールドカードにアップグレードされる場合があるようです。
実際、自分の利用履歴を調べてみたところ、過去1年で累積90万円くらいでした。先月は給付金消費がらみのお支払いで20万くらい逝ったので、一気に基準突破した可能性も。
ゴールドカード成りの手順
ゴールドカードへの移行方法はVISAとそれ以外で異なる部分があります。
Mastercard と JCB の場合
イオンカードの国際ブランドが Mastercard と JCB の場合は基準に達すると勝手にゴールドカードが送られてくるようです。自分はイオンカードを Mastercard にしているので、ある日突然ゴールドカードが送られてきました。
Mastercard と JCB の場合はゴールドカードに変わってもカード番号は変わりません。
VISAの場合
VISA の場合は基準に達すると郵送やメール、ウェブサイトのマイページなどで「ゴールドカードに更新できますよ」というお知らせ(インビテーション)が届くようです。そこで発行手続きをすることでゴールドカードが送られてきます。
VISA の場合はゴールドカードに変更するとカード番号も変わります。
共通事項
ゴールドカードになってもETCカードやiDはそのまま使い続けられます。
クレジットカードに付帯しているWAONは店舗にある「WAONステーション」を利用することで旧カードから新カードへ残高とWAONポイントを移行することができます。
降格することは基本ないらしい
イオンゴールドカード特約の第2条2項には
なお、ゴールドカードの更新カード発行時に、本条1項に定める基準に満たない場合は、当行は会員の同意を得ることなく、ゴールドカードからイオンカードに変更したうえで、発行することができるものとします。
という記載があり、年間の利用額が100万に満たなかった場合、ゴールドカードからイオンカードに降格する可能性を示唆しています。
ですが、インターネッツを検索してみた限り、ほとんどの人は一度ゴールドカードになったらその後利用額が100万円に満たなくてもゴールドカードのままであることが多いようです。
ゴールドカードの特典
イオンゴールドカードにはイオンカードの機能に加えて、以下の特典がつきます。
- 空港ラウンジサービス
- イオンラウンジサービス
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- ショッピングセーフティ保険
空港ラウンジサービス
イオンゴールドカードと搭乗券を提示することで羽田、成田、新千歳、伊丹、福岡、那覇にあるラウンジを無料で利用することができます。
無料なのはゴールドカードの所有者のみで同伴者は有料です。家族で利用することが多い場合は家族カードを発行してもたせればみんな無料で利用できちゃうぞ。
といってもまあ、こんなご時世なのであまり利用する機会もないかもしれませんが。
イオンラウンジサービス
「イオンラウンジ」はイオンの片隅に存在する株主様とゴールドカード保有者のみが利用できるサンクチュアリ。具体的には以下の人が入室できます(カード保持者のほか、3人まで同伴OK)。
- イオンの株主
- イオンラウンジ会員証保持者
(イオンカードを年間40万円以上利用すると申請できる。らしい) - イオンゴールドカード保持者
ただこのイオンラウンジ、イオンのヘビーユーザならだれでも会員の資格がゲットできることもあり、時と店舗によっては入室待ちの列ができていることがありました。
前に某イオン行ったとき(まだコロナのビッグウェーブが来る前)、売り場の隅にめっちゃ列ができてて「なにこれトイレの列?」と思ったらイオンラウンジに入りたい人の列だったことがあります。あれに死んだ魚の目で並ぶくらいなら1階のコメダに入ったほうがコスパいいだろと思いました。はたしてこれは特典なのか、それとも公開処刑なのか。
なお、そんなイオンラウンジですが、こんなご時世のため2020年8月現在利用休止となっています。
海外旅行・国内旅行傷害保険
旅行中のケガや病気、携行品の損害などを補償してくれる保険がついています。航空券やパックツアーの代金をイオンカードで支払うことで対象となります。
似たような保険はイオンゴールドカードに限らず、ゴールドカードにはだいたい付帯していますが、イオンゴールドカードなら年会費無料で付与されると考えるとお得感があります。
ただ、こんなご時世なのでそもそも旅行に行く機会がががががが
あと保険の対象となるのが公共交通機関やパックツアーを利用した場合となっており、自家用車での個人旅行がほとんどの自分にはあまりメリットが感じられない……
ショッピングセーフティ保険
イオンカードで支払った商品を落として壊しちゃったとか盗まれちゃったとかいうときにその商品代金を補償してくれる保険です。
対象となるのは5,000円以上300万円以下の商品で、購入日から180日以内。年間300万円まで補償してもらえます。
いままで購入直後に商品を壊しちゃったり盗まれちゃったりした経験はありませんが、これまでなかったからこれからもないとは言えないのが事故。保険が付いているに越したことはありません。
これも旅行保険同様、ゴールドカードには付帯してることが多いですが、イオンゴールドカードなら年会費無料!
年会費無料は正義
時節柄、いまいちゴールドカードのメリットを享受しきれないのがもどかしいけれど、なんたって年会費無料なので!
ショッピングセーフティ保険が付帯してきたのはよかったです。なくて困ったことはないけれど、付いてるとちょっと安心。これだけでもゴールドにする価値があると思っている。
そんなにゴリゴリにクレカを使わないという人は1年くらいイオンカードをメインで使い、ゴールドカードへアップグレードさせておくのもありだと思います。だって年会費無料なので!
限度額も上がってましたが、年間100万円程度の利用しかしないので限度額が上がったところでとくに影響がないという悲しみ。いっぱい稼いでカードでビルを買ってみたい!