N010 日本に向けて北を定めよ(74°33’2”)
まずはN010。N010は中里中学校のプールの隣にありました。大きな鳥居が目印。
11:20。路駐してさくっと N010 日本に向けて北を定めよ(74°33’2”)。奧に見える建物が中里中学校です。
初期の作品はこんなふうに解説のプレートが残っていることが多いです。
N028 たくさんの失われた窓のために
11:20。大人気作品の N028 たくさんの失われた窓のために。大混雑というわけではありませんが、常に人が数人いるような感じでした。ところでお前ら仕事は?
作品の手前に撮影用の台がありました。上がると窓と同じレベルで撮影できます。
台の上から撮るとこんな感じ。
日本語、英語、中国語の注意看板。中国語が単独の看板になっているあたり、中国・台湾からの観光客が増えたのかな、という感じがします。「ケガしても責任持てないよ」と書いてあるのですが、この書き方だと自己責任なら上ってもいいと解釈する人もいるのではないだろうか、とちょっと思いました。
清津川フレッシュパーク
N028のすぐ近くにN034、N058のある清津川フレッシュパークがあります。
広大な河川敷が駐車場になっていました。
N058 清津川プレスセンター「きよっつ」。
中にはこれまで周辺の集落で展示された作品の写真が貼られていました。
スズメバチの巣。近所の人がぶら下げていったらしい。
フレッシュパーク内にある足湯。大地の芸術祭の作品としてはリストされていませんが、N019 ポチョムキン と同じ材料で作られているそうです。ソースはN058にいたスタッフのお兄さん。
中はこんな感じ。利用可能時間は9:00から18:00となっていました。無料です。
川沿いに N034 エターナル。イスっぽいけど座っていいのかよくわからない。座っていいとしてもお尻が入るかどうか……
対岸に小さく N028 たくさんの失われた窓のために が見えました。
N019 ポチョムキン
12:00。N019 ポチョムキン に到着。駐車場らしい駐車場がなくて、ちょっと広くなってる土手の入口に駐車しました。
ややもすると資材置き場のようにも見える。
意外と奥に長くなっています。集会とかおまつりとかできそう(でも駐車場はない)。木が多いので日陰も多いです。
自分達と入れ違いで観光バスが到着。車も数台入ってきました。しかも車から降りてくるの外国人ばっかり!
近くにあった学校。ここも廃校になったっぽいですね。適当な廃校を社屋にしたい。
N056 カクラ・クルクル・アット・ツマリ
12:15。N056 カクラ・クルクル・アット・ツマリ。県道284号をちょっとはずれて山を上がったところにありました。
谷を昇ってくる風で風車が一斉に回り出して、カタカタ音が鳴り出す様子はなかなか趣深いです。
風車が回ると人形も動きます(壊れて動かなくなっていたものも結構あった)。人形もいくつか種類がありました。
なんとなく女子率高かったです。
七ツ釜公園
12:50。N021のある七ツ釜公園に到着。
キャンプ場になっていますが、あまり使われている様子がありませんでした。観光協会のサイトによると無料で使えるみたいです。洗い場の水も出ました。
トイレらしき建物もありましたが、中は未確認。
キャンプ場の端っこに N021 スネーク・パス の尻尾がのたくっています。
頭は遊歩道の先にあるらしい。また歩くのか……
スネーク・パスの頭。ここまで徒歩で2、3分くらいでした。坂道がつらい。
七ツ釜
せっかくここまで来たので七ツ釜までちょっと足を伸ばしてみました。こんな機会でもないとここまで来ることはないと思うので。
「七ツ釜」という名前はよく聞くので有名な観光地だと思っていたのですが、びっくりするほどなにもありませんでした。さびれたおみやげ屋をちょっと期待していたのですが全然そんな感じじゃないですね。そもそもどこから七ツ釜が見られるのかもよくわからないし、なにが七ツ釜なのかすらよくわからないぞ……
ブルーシートに覆われた案内板らしき看板。駐車場は結構広いです。
すばらしき柱状節理。見た目を周囲の景観に合わせた砂防ダムがウリのひとつらしいです。たしかにぱっと見では人工物とはわからない。よく見ると形が直線的で砂防ダムとわかります。
七ツ釜は平成7(1995)年に土砂災害で滝全体が崩落してしまったため、その後、擬岩による砂防ダムの形で復元されました。つまり現在の七ツ釜は人工物。このありさまを見ると、どちらかと言えば観光より治水的な存在理由のほうが大きいのかもしれませんね。
下に展望広場のようなものが見えたのですが、往復に時間がかかりそうだったので行きませんでした。草が生い茂っていて、あんまり人が来てる感じもありませんでした。
というわけで七ツ釜方面は制覇。いよいよ本日のハイライトである清津峡に向かうぞ! いよいよ中里エリア最終章!