※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

【放談】マーガリンの減り方

マーガリン

 マーガリンの減り方をめぐる闘争の記録。

ゆたか:この間、Twitter見てたらマーガリンの減り方の話題が出てたんですよ。

ちはや:なぁーにぃー! やっちまったなぁー!

ゆ:いや、やってませんけどね。で、あなたのマーガリンの減り方はどっち? って、二種類の減り方の絵があったんですね。

ち:やだなーこわいなーやだなーこわいなー

ゆ:まだ怖い要素ありませんけどね。その絵は、ひとつが端から削ってくタイプで、もうひとつが水平に削ってくタイプの絵だったんですけど……

マーガリン
画:ちはや画伯

ち:あー、あれ! 「うちは水平タイプだ!」って思った。

ゆ:え?

ち:え?

ゆ:うち、真ん中から削れてくタイプだよね?

ち:うち、というか私、水平に削ってると思うよ?

マーガリン

ゆ:貴様の水平は歪んでいるのか。

ち:底面が見えるのは誤差範囲じゃない?

ゆ:実は、オレ、結構前からマーガリンが真ん中から削れてくの気になっていた。「あー、やっぱりこいつ、なにも考えずにマーガリン削ってるんだなぁ」って。

ち:「やっぱりこいつ」にひっかかるんだが。

ゆ:それと同時に「Twitterやってる人ってなんだかんだでちゃんと生きてる人多いよなぁ」って。

ち:まるで私がちゃんと生きていないかのように!!(キレ

ゆ:いや、水平にとるとか端からとるとかってのは、マーガリンの使い方に気を使わないとできないと思うの。なーんにも考えずにただただマーガリンを塗るという作業だけに集中したら、真ん中から減ってくのは当たり前だとも思うわけ。

ち:……貴様は一点間違えている。この話題で「あ、うち水平タイプだ!」と答えている人の半数は私のように「水平にしてる(つもり)人間」だ! 私はあれでも! 水平に削ってるつもりなんだー! 

ゆ:まあ、日本には思想の自由がありますからね。思うだけは無罪ですよ。

ち:ああ見えて、空気に触れて色が変わった所から使ってるんですよ? そのために塗ってる最中に容器の向きを入れ替えたりもしてるんですよ?

ゆ:でも、結局、真ん中がえぐれてますよね。

ち:マーガリンはパンの隅々まで塗りたいじゃない? わかるかなーこのこだわり。最後の職人レベルの微調整ですね。そうするとバターナイフの先に乗せたくなるわけです。(バターナイフザクー

ゆ:たぶん理由は簡単で、なにも考えずにバターナイフをマーガリンの容器に差し入れると、だいたい真ん中になるじゃない? で、ザクゥーッとナイフを差し入れた真ん中が一番深くなって、そこから放射線状にマーガリンを取る。それを繰り返すことで真ん中がえぐれたマーガリンが完成☆

ち:……まぁ、そうだね。簡単に言うと見た目とか気にせず、塗りやすさだけでやってましたね。はいはいやってましたー。文明なんてない。野生。……すんごい気になる? 見た目悪い? 指摘されれば今後は習慣を変える所存です。変えるというか、無習慣から新習慣を創造します。

ゆ:お、ついに認めた。

ち:軽く無自覚だったので、言われれば理解・納得する脳みそは持ち合わせている優秀な個体です。(くそぅくそぅ)

ゆ:つまりになにを思ったのかというと、Twitterに生息している人は適当なことをつぶやいて適当に生きていることを装いながらも、その実、マーガリンの取り方にも気を使って生きているウツ予備軍ってこと。

ち:そんな小さいこと気にしててもなんにもならないぞ☆ その反面、そういう小さいことでその人の根底が見えるんだなーこれが。トイレットペーパーの切り方とか洗面台使用後の水しぶきとかうわぁああああ!

ゆ:まあ、あるよね。ちょいちょい。

ち:隠しきれないその人の本質が出ちゃうよね。あとマーガリンの容器内へのパン屑の混入具合とかがすべてを物語る。

ゆ:あー。「生活が上手じゃないのかな?」って思って見てる。料理のとき、洗い物どんどん積み重ねてくあたりとか。

ち:ん? 誰の話かな??

ゆ:この間台所で作業してるとき、「そっかーそうやってコンタミを防いでるんだねー」的なことを言われたんだけど、あれ、なんだったっけ。

ち:実は私も言わないんだけど「あーそうするのねー」って思って見てることが多々あるのでどれのことだったか忘れちゃうんだけど、最近ならジャムを使ったあとのスプーンの扱いとかかな?

ゆ:思い出した。ジップロックコンテナに角煮を移したときだ。角煮移したあと、すぐフタをしたときにそう言われた。言われて「その発想はなかった」って思った。

ち:ちょいちょいそういう素早さが鼻につ……おっと間違えた目に付くんだ☆

ゆ:どっちにしてもあまりいい意味ではないな?

ち:信仰の違いだから、別にいいと思うよ!

ゆ:まあ、実際、洗い物が積み重なってるのとか見てもそんなに気にはしていない。最終的には解決してるわけだし。これが、積み重ねたまま3日くらい経ってたらさすがに苦言を呈するけど。

ち:これは齟齬がうまれる! 「洗い物」ではなく「洗い終わった食器」な!

ゆ:あ、そっち?

ち:え、どっち?

ゆ:いや、そっちもあるけど。そういや、こないだ角煮を作ってるとき、待ち時間とかの隙間時間に洗い物するのを感心されたんだが。

ち:あーあれね。「家事してくれるなんてすっごーい! これからも続けてね!」の意味を込めたおべっかだよ?

ゆ:ダウト。

ち:すまんな。私、同時進行苦手なんだ。

ゆ:男子かよ。

ち:合間にちょいちょい洗いたいなーと思いつつ、なかなかできていないことを呼吸するかのように自然にこなすことへの嫉妬も含まれてました。

ゆ:オレのあれはたぶん化学実験の影響だと思うわ。学生実験だと使える器具少ないから、使った端から洗ってかないと終了時間が押す。

ち:そう! 台所の使い方が基本、実験なの!

ゆ:料理は化学! 分子ガストロノミー!

ち:なんかね、台所に一緒に立つと、せわしなくてつらい。

ゆ:そうだったのか……

ち:本音でちゃった……

ゆ:オレは「こいつ動かねーな」って思ってた。

ち:私は「こいつせわしねーな」って思ってた。

ゆ:「ぼっとしてねーで洗い物しれぃや」くらいは思ってた。

ち:「あーまた洗い物始めたー。イヤミかな?」くらいは思ってた。

ゆ:そうか、今度から指示出すね。

ち:うわぁ、こいつまたせわしねー(うん! よろしく!)

ゆ:逆! 口と心が逆!

ち:マーガリンがきっかけで、生活全般の話題に及びましたな……くそっ! マーガリンさえなければ! ほじってやる!!

ゆ:定期的に出てくるマーガリン体に悪い説と良い説ってどっちがほんとなの。

ち:マーガリンとバター、お互いを尊重し合えばいいのではないでしょうか。そう、二人の生活のように!

ゆ:まあ、良くても悪くても使い続けますけどね。

ち:私はバターが好きだけどな!

ゆ:そりゃ、バターがマーガリンより安くなったらバター使いますけれども。

ち:気兼ねなくバターを買える稼ぎって、なかなかの上流階級よね。

ゆ:年収1000万になってもマーガリン使ってる自分が想像できる。というか、もはやパンにはマーガリンという固定観念が完成しているため、資産5000兆円もっててもパンにはやっぱりネオソフト塗ってる自分が容易に想像できる。

ち:おれ、5000兆円入ったらCMみたいにパンの上に波打つようにマーガリンを塗るんだ……

ゆ:じゃあオレ、アクアフレッシュのCMみたいに歯ブラシに歯磨き粉をのせる!

ち:いやもうのせなさいよ! あれはチューブの後ろからある程度の量を絞らないと美しい縞模様は現れないのよ!?

ゆ:昔、シェービングクリームみたいな容器に入ってるアクアフレッシュなかった? プッシュするだけで3色きれいに出てくるやつ。

ち:ごめん、いま頭の中でポプ子がムニュッと出てきてる。OPの歯磨き粉ポプ子。(ピピ美かはうろ覚え)

ゆ:ごめん、今ヘルシェイクkanoのこと考えてた。

ち:\ヘールシェイク/

ゆ:\ヘールシェイク/

関連する記事