「大人の科学マガジン」の「新型ピンホール式プラネタリウム」が安くなっていたので、衝動買いしちゃいました。
と言っても購入したのはもう1年近く前の話なんですけれども。ジャストシステムのオンラインショップで、通常3,333円(税別)の「新型ピンホール式プラネタリウム」が2,399円(税込)になっていて、ついでになんだかんだでポイントも貯まっていたので、買っちゃいました。
大人の科学のプラネタリウムは2種類ある
大人の科学マガジンのプラネタリウムは2種類あります。ひとつは2005年発売の「大人の科学 Vol.9」。
そして、もうひとつが2013年発売の「新型ピンホール式プラネタリウム」(ナンバリングなし)。今回作ったのは2013年版の新型です。
旧型が2,095円であるのに対して、新型は3,333円と千円以上お高くなっていますが、その分、新型は旧型に比べて以下のような機能アップがはかられています。
- 専用豆電球で星がより細かく再現されるようになった。
- 北天と南天を選んで作れるようになった。
- 15分で一周する自動回転機能がついた。
- 無操作で15分経つと電源が切れるオートオフ機能がついた。
作成
というわけでさくっと組み立て。
組立にはプラスの精密ドライバーが必要です。ネジは予備がないので無くさないように気を付けましょう。しかも、なにげにナベネジ(頭が丸くなっているネジ)と皿ネジ(頭が平らになっているネジ)の違いがあるので間違えないように気を付けましょう。
ギヤの数が多いですが、取説に従って組んでいけば、特別難しいことはありません。
基盤もネジ止めするだけ。半田ごて不要です。
プラモデルの感覚でさくっと組立出来ます。
地味に大変だったのが恒星球の組み立て。折り目という折り目にすべて折り目を付けて、両面テープでとめていくという地味でつらいお仕事です。
のりしろ部分に書かれているアルファベットを頼りに貼り付けていきます。
一通り貼り付け終わったところ。これで終わりかと思いきや、外側に飛び出ているのりしろ部分を半分くらいの長さに短くカットする作業が残っています。(全部切るとバラバラになる。)
そんなこんなで完成!
恒星球は北天か南天、どちから1つしか選べません。両方揃えたい場合は、恒星原盤セット(1,000円)を追加購入するか、もうひとつ買うかする必要があります。
投影してみる
部屋を暗くしてスイッチオン!
正直、豆電球の明るさなんてたかが知れているので、ほんとに真っ暗なところでないと星が見えないかもしれません。あと、部屋の電気を消した直後はほとんど星は見えません。でも、暗さに目が慣れてくるとだんだん星が増えていきます。
天の川も見えます。星の数が多すぎて、普段見ている星座がわからない!
15分で一周する機能がついているので、星の光跡も撮れるかやってみたのですが、光跡もガタガタになってしまい、あまりキレイに撮れませんでした。回転部の精度があんまり高くないせいだと思います。値段を考えると、まあ、これは仕方ないか。
インテリア要素強めかも
旧版は月・時間のゲージがあって、見たい場所、見たい日、見たい時間の星空を選択して投影することが出来ました。
一方、新版は回転する機能がついたせいか、ゲージがなくなって、そのあたりの機能が省かれちゃっています。どっちかというとインテリア要素が強くなっちゃった感じがして、その点だけ残念。
星の観察を目的とするのであれば、旧版を手に入れる方が良いかもしれません。一番良いのは、旧版の台座に新版の電球と恒星球を載せることかもしれない。
現時点ではまだ、ジャストシステムのオンラインショップ「Just MyShop」にてアウトレットで販売されています。残り2つなので欲しい人は急げ!