三十路になって早三年。20代後半から30代にかけてはお肌の調子はもちろん、体調や考え方、価値観、生活等々にいろいろな変化がありました。アラサー女子の自分が感じた変化のまとめです。
三十路の実態
個人差はあるとは思いますが、20-30代にかけてはいろんなものが変わっていきます。体調や体質はけっこう顕著。その他、あんなものも? こんなことが!? ということも。気付いたことをまとめてみました!
もちろん個人差はあるので、あくまで一例ということで!
25歳頃から痩せ方が変わる
年齢に伴う体型の変化を最初に感じたのは痩せ方。それまでは顔やおなか周りから痩せていたのが、首から胸元にかけてが真っ先に痩せるように! 今まで出てなかった鎖骨が出ました。痩せるというよりもやつれる? ある程度年齢がいくと太っている人の方が若く見えるを発動しかけている気がする。
あとやはり痩せにくくなったという声もチラホラと。自分もそんな気がしています。
お肌の曲がり角は28歳
20代・30代になってもニキビ(吹き出物)が時々出るわけですが、ニキビがそのまま跡(シミ)になるのです! いーやー! これが気になりだしたのは28歳頃。今まで全く気にしていなかった紫外線・日焼けも(遅ればせながら)気になりだしました。
ちなみに目尻の下の縮緬シワは二十歳で入ってました。そしてほうれい線も早かったです。以前に比べるとたるみも……まぁしゃーないですね。でも、ある程度肌質が安定した気も。お手入れは楽です。
手に年齢がでる
それまではもちもちプニプニで恥ずかしいくらいの手だったのですが、写真に写る自分の手に年齢を感じるように。年を取ると血管や骨が浮き出てくるのだと思っていたのですが、関節部分がしわっぽくなっていくのですねー。あと自分、手のひらしっとりの濡れ手体質だったのですが、徐々にサラサラ、乾燥してきてます。
ちょっとイヤですがこれはこれで。温かみのある、おばあちゃんの手になる日を目指すしかない。
「エアコンが苦手で」がわかるようになる
エアコンが苦手ってなんじゃい!? と思っていたのですが、エアコンが効きすぎてて寒い、冷えるということがしばしば……苦手と言うよりもそんなに強くなくていいという感じ。ほんと、ほんのり効いていれば充分です。そして昼間暑くても夜の寒さに耐えられない……ゆえに、すぐに羽織ることのできるカーディガンが手放せなくなりました。いつもバッグにカーディガン。
徹夜、無理です
徹夜、ムリになりましたねー。起きていられないのではなく、徹夜をしたあとにスッキリしない感じの不調をしばらーく引きずってしまうのです。体が本調子に戻るまで2-3日は余裕でかかります。その期間が年々長くなっているような……ゆえに徹夜を避けるようになりました。
今のところ体力に違いはなし
徹夜はできなくなりましたが、今のところ体力がなくなったという感じはしないです。元々あまり体力がない方なので、減っても気付かないのかもしれない。
でも、3歳年上の知人が「体力なくなったよー疲れやすくなったよー」と言っていたので近々くるのではないかと思われます。うーむ……
高いところが苦手になる
高所恐怖症の意味合いではなく、脚立に上っての作業等、足場が悪い所での動きが苦手になってきました。前は簡単に上れたのに、なんだか不安定で怖い。筋力の衰えか、平衡感覚の衰えなのか。そういえば柵とかまたぐときに足が上がらないような……!? そっち方向で体力が落ちている!?
胃もたれがすごい
それまではなんでも美味しく、時には暴飲暴食しても大丈夫だったのに30歳で突如現れた症状、それが胃もたれです。お昼のマックが夜まで残る、カップラーメンを食べるともたれる、食べ放題で食べたはいいがその後が怖い等々、一時は病気を疑うレベルで胃もたれを起こしてました。胃もたれしない量がつかめるまで胃薬が手放せない日々……
アラフォーの人に相談してみたところ「もたれが出るの、遅かったねー」と言われました。その人は二十代半ばで胃もたれが来たとか。そして「そのうちちゃんと食べるペースがつかめるようになるよー」というアドバイスももらいました。
胃もたれを感じるようになってから3年。「これいったら危ないなー」というのがわかるように。それでもまだ時々胃薬を使っています。
胃もたれの対処法としては食べ過ぎないのはもちろん、油っぽいものは控えめにする、よく噛んで食べる、胃酸を薄めないよう食事時の水分を控えめにする、等々を実践しています。でも時々どかんと食べちゃうんだなーこれが。
白髪が出始める人が増える
去年、同級生から「白髪が出た−!」と突然LINEが来ました。離れて暮らす友人ですが相変わらず元気そうでなによりです。私はまだ一本もないのですが、美容師さんに聞いたところ、30歳過ぎて1本も白髪が出ていないのは遅い方らしいです。同年代の人の中には月1回の白髪染めが欠かせないという人も。うちの母は白髪が出るのが早かったのですが、この辺は遺伝ではないのか? あと、鼻毛にも白髪が混じっている知人(男性・30代)がいます。
髪の毛がちょっと薄くなった?
30年間同じところで分けていたこともあり、髪の分け目が薄くなってきたような……ちょうど髪型を変える機会があったので分け目も変えて解決しました。髪の毛が太く、量が多い私でも気になったので、元々髪の毛が細い人はもっと気になるかも。
子供の間で流行っているものについていけない
アニメや漫画は好きなので大丈夫だと思っていたのに、ついに子供達の間で流行っているゲームやキャラクターについていけなくなりました。これ、自分の中ではけっこうショックな出来事。キャラを知ってると子供達から人気になれたのに……
具体的には、ゲームを見てもどのハードのものなのかわからない、プレステ3の形が思い出せない、ジバニャンは一応理解できる、でもポケモンに例えてしまう等々。自分が子供の頃に見ていたオトナの姿になってきています。
カタカナに弱くなる
ついにお母さんに見られる症状を発症! カタカナに弱くなりました……外来語のビジネス用語、危険です。好きなものはなんでも覚えられたのに……ガンダムのモビルスーツの名前が覚えられない……
言葉が出てこないことが増える
年を取ると「アレ」が増えるとよく言いますが、ええ、増えました。思い出せない時間を埋めるために「えっと、アレ。えーっと、あれあれ。」という感じで使ってるんだなということにも気付きました。思い出している時間黙ってたら放送事故みたいになります。
元々人のお名前を覚えるのは得意ではないのですが、それにますます拍車がかかっています。ありがちな名字も危ない。口から別の名前が出たり……
そして何かを話している最中に「自分、なにを言いたかったんだっけ?」となることも。最初に話してた内容を忘れるのです。ゆえに議論が苦手になりました。
誰に話して、誰に話してないかわからなくなる
お母さんは何度も同じ話をしてるわけじゃない! 誰に話したかわからないだけなんだ! という感じで、同じ話を同じ人にすることが出てきました。それとともに「あれ? 言ってなかったっけ?」という感じで、他の人に話すことでその人に伝えた気持ちになっていたり。お母さん、今ならあなたの全てを理解できます。
暗記力・記憶力の低下
学生時代は暗記科目が得意で、人よりも暗記力はあるほうだなーと密かに思っておりました。それが25歳あたりから前より頭に入らなくなった印象、そして30歳で確実に衰えを感じました。前はなんでも簡単に覚えられたのに全然頭に入らない……
32歳の時にTOEICを受けたのですが、勉強しても以前より覚えられなくなっている感じが。先回覚えたはずの単語を次回見ると覚えていない……元々文法は苦手だったのでリーディングはあまり手を付けず、リスニングで点数を稼ぐようにしました。耳を鍛え、頭は使わない作戦だ。
20-30代にかけて人は人生の岐路がいっぱい
友人との差:話・時間が合わない
20代-30代にかけては人生の岐路がいっぱいです。就職、進学、転職、結婚、出産、育児、病気、離婚、そして再婚等々。親の介護をしている人、そして親と死別している人も増えてきます。
- 高校卒業後の就職組・進学組で話が合わない、共通の話題がない
- 既婚・未婚組で話が合わない、時間が合わない
- 子供の有無で話が合わない、時間が合わない
高校卒業以来ずっと感じていた環境の違いによる話題と時間のズレ、これはずっと感じ続けることになりそうです。
自分、これでいいのかな? と不安になる
自分は未婚なのですが、結婚、出産、育児をしている友人を見ると「わー、大変そうだなー」「それに対して今の自分の自由さときたら!」と思うことがある反面、「自分、これでいいのかな……」と不安になることが多々あります。ええ、あります。たぶんどんな道に進んでも他の人が気になっちゃうんだと思います。
年を重ねて良かったこと
風景・紅葉に感動できるようになる
年を重ねて良かったことももちろんあります! 一番は景色の美しさ・壮大さに感動できるようになったこと。本当の紅葉の良さには28才で気付きました。あれ? もしや28歳がいろいろと変化の年だった? その後、山を眺める良さにも気付いてしまい、雪化粧をした山にみとれたり。
理解できなかったものが理解できるようになったことで興味の対象にも変化が。年輩の人をはじめ、今まで以上に幅広い人と話が合うようになりました。山の話は世代を超える。
渋いもの・渋い色の良さがわかる
いわゆる「渋い色・渋いもの」に対して、それまでなかった感情が芽生えるように。言葉では表しにくいのですが、いい、すごくいい。上のアサガオは昔なら「なんか地味な色でハズレだなー」と思っていたに違いないです。それが今じゃ「おお! これはなんとも言えないたまらん色味ですなー」という感じに。
世の中のことに対して腹を立てなくなる
世の中の雑多なこと、細々としたこと、なんで!? というようなことも「しょうがない」「そんなこともある」「そういうもんだ」「そういう人もいる」等々、必要以上に腹を立てずに受け入れられるようになった気がします。それでもまだまだ短気な方ですが、まぁーしょうがないよねー、と流せることが増えてきたような。あと、若い頃は世の中に対して過度に期待を寄せすぎていたなーと今なら思います。期待する、ゆえに裏切られる。世の中は平等じゃないし、理不尽なこともいっぱいです。
たぶん人はこれを「丸くなった」というんじゃないかと。経験からくる諦めかもしれませんが、まぁこのくらいの方が生きやすいです。学生時代の窮屈な感じから抜け出せた今はかなり楽。学校がなんだか辛いみんな! 大人になるにつれ楽になるぞ!
年を重ねるにつれ、逆に意固地になる人もいるのであしからーず。それも含めて「そういう人もいる」と思えるようになりました。逆に今後自分が意固地になっていく可能性もなきにしもあらーず。
そんな感じの三十路
そのうち胃もたれがくるよ!
最後はなんか真面目っぽい感じになりましたが、一番年齢を感じるのは実は胃もたれです。これを言いたくてこの記事を書いたと言っても過言ではない! 周りの20代も胃もたれを訴え始めているぞ!
健康診断も大事になる年頃。体の声を聞いて、無理せず、気持ちは楽に。時々きれいな風景に癒やされながら生きていきたいものですなー。あ、覚えてたら30代-40代にかけての変化も書きたいと思います。それでは10年後くらいにまた会おう!